里見八犬伝を読み解く 『里見八犬伝』 川村二郎著 岩波書店刊 1984（昭和59）年 10月 第1刷発行 単行本 234ページ 気鋭の評論家、川村二郎氏の体験を踏まえた、南總里見八犬傳への導きと、懇切丁寧な紹介・評論、入門書。 10月25日から公開予定の映画『八犬伝』は曽利文彦監督、役所広司、内野聖陽、栗山千明らが出演の話題の映画。役所さんは滝沢（曲亭）馬琴、内野さんは挿絵を描いた葛飾北斎を演じる。 また、来年のNHK大河ドラマ『べらぼう』でも馬琴、北斎をプロデュースする蔦屋重三郎が主役となっており、これからは八犬伝についての知識が必須だ（？！） 八犬伝の原本は超長くて、けっこう難しいので、とりあえずこの入門書を読むのがベストと思われます。原文へのチャレンジはその後でしょうね。 状態など: 購入してから40年以上経ちますので、カバーのヤケなどの経年変化が見られます。ただし、本の本体は比較的きれいな方と思われます。 全体の状態などについては、添付の写真をご覧になり、ご判断ください。 PP袋、緩衝材で保護のうえ、匿名発送いたします。 また、この本以外にもCDや村上春樹などの本、主に小説や初版本など、また、食器やレディースのウェアなども出品しておりますので、よろしければ一度、ご覧ください。まとめ買いなどにも対応致しております。 参考: 『南総里見八犬伝』（なんそうさとみはっけんでん、旧字体：南總里見八犬傳）は、江戸時代後期に曲亭馬琴によって著わされた長編小説、後期読本。里見八犬伝、あるいは単に八犬伝とも呼ばれる。 文化11年（1814年）に刊行が開始され、28年をかけて天保13年（1842年）に完結した、全98巻、106冊の大作である。上田秋成の『雨月物語』などと並んで江戸時代の戯作文芸の代表作であり、日本の長編伝奇小説の古典の一つである。