桜庭一樹★ＧＯＳＩＣK（全９巻・完結）★　角川文庫

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★商品説明★

桜庭一樹著　「ＧＯＳＩＣK（全９巻・完結）」　角川文庫 　「ＧＯＳＩＣK　ゴシック」　　　平成２３年　１月　文庫１１刷 　「ＧＯＳＩＣKⅡ　その罪は名もなき」　　　平成２２年　１１月　文庫６刷 　「ＧＯＳＩＣKⅢ　青い薔薇の下で」　　　平成２３年　１月　文庫７刷 　「ＧＯＳＩＣKⅣ　愚者を代弁せよ」　　　平成２２年　１月　文庫２刷 　「ＧＯＳＩＣKⅤ　ベルゼブブの頭蓋」　　　平成２２年１１月　文庫４刷 　「ＧＯＳＩＣKⅥ　仮面舞踏会の夜」　　　平成２３年１１月　文庫初版 　「ＧＯＳＩＣKⅦ　薔薇色の人生」　　　平成２３年　６月　文庫初版 　「ＧＯＳＩＣKⅧ上　神々の黄昏」　　　平成２３年　６月　文庫初版 　「ＧＯＳＩＣKⅧ下　神々の黄昏」　　　平成２３年　７月　文庫初版 　　　　　　定価　　　　５１４円～６２９円＋税　　２２３頁～３８０頁

★著者略歴★

１９９９年「夜空に満天の星」で注目を浴び、２００７年「赤朽葉家の伝説」で第６０回日本推理作家協会賞受賞。直木賞候補にもなる。２００８年、「私の男」で第１３８回直木賞受賞。

★作品内容★

アニメ化され大人気となった作品全９巻完結。 　＜１＞　２０世紀初頭ヨーロッパのある名門学園に在籍する二人の少年少女を主役にする物語。直木賞作家が、送り出したキュートでホラーなミステリ・シリーズ。フランス・スイス・イタリアに挟まれた小国ソヴュールにある聖マルグリット学園は貴族の子女を受け入れる名門学校。そこに極東の島国から留学した久城一弥。ちょっと弱気で暗めなので友達は少ないが、その彼が知り合ったのは図書館の塔上で知り合った美少女・ヴィクトリカ。頭脳明晰ながら皮肉屋で謎が多い（その謎は物語の進行とともに徐々に明らかになるが、今のところマルグリット学園に閉じ込められているらしい）。ある日近郊の村で起こった密室殺人事件、その謎はヴィクトリカはあっという間に解いてしまうが、そのご褒美と言うか一泊二日の外出が許され、一弥とヴィクトリカは豪華客船に乗ることになるが、そこで起こったのは、１０年前に起こった幽霊船の話そのままの事件。１０人とおまけの一弥と謎の人物以外に居ない豪華客船そこで仕掛けられた罠には待って次々に人が死んでゆく。１０年前の事件と交互に語られる幽霊船の真相とは。推理と、ホラーと冒険とみんなひっくるめて面白く読み終える。 　＜２＞　「灰色狼の末裔に告ぐ、近く夏至祭、我ら子孫を歓迎する」と言う不思議な三行広告が新聞に出された。それを見たヴィクトリカは学園を抜け出してスイス国境近い山村に向かう。ヴィクトリカが心配で当然一弥も後を追う。そこは灰色狼が棲むと言う噂の村で、かつ、２０年前ヴィクトリカの母が追い出された村でも会った。そして一緒に村にやって来た大学生が殺される事件が起こる。時に取り残されたようなこの村の秘密とは何か?。そして２０年前に母が起こしたと言う殺人事件の真相とは?。朴念仁の一弥の行動が面白い。 　＜３＞　ヴィクトリカは、一弥のプレゼントの着物の着付け方がわからず、おへそを出して寝て風邪をひき、布団をかぶってご機嫌斜め。一方の一弥は祖国の姉の頼みで、今はやりのガラスのペーパーウェイト”青い薔薇”を買うために首都のデパートまでお買い物。今その首都では不気味な噂が流れていた。人間消失と、国宝級の宝の売買と。一弥が買い物に訪れた国随一のデパートで巻き込まれた事件。一弥は、電話でヴィクトリカに助けを求める。熱を出しながら、注射の恐怖に耐えながら、ヴィクトリカは、隣室の電話を執る。とわいえ、電話越しにいつもの口げんかは耐えないが、なんとなく一弥の電話が待ち遠しい。 　＜４＞　ヴィクトリカの新しい”特技”は、膝を抱えて丸まってゴロゴロすること。まるで大きなフリルの塊。久城一弥が来るのが遅いので暇をもてあましてゴロゴロ。そんなヴィクトリカの頭に金色の本が落ちてきた。かつて学園の時計塔に住んでいた錬金術師の回想録だった。＜未来の汝よ、われは愚者なり。そして汝、愚者の代弁者となりて、我愚かなりし秘密を暴け!＞のメッセージが。時を同じくして学園にやって来た謎の人物。そして時計塔で密室殺人が起こる。２０年前に金を作り出したと言う錬金術師の残した謎を解き明かせるのか?。 　＜５＞　学園から突然消えたヴィクトリカ。ある人物をおびき出すために囮とされたヴィクトリカは第１次大戦末期の要塞とされたリトアニアの修道院”ベルゼブブの頭蓋”に幽閉されたのだ。ゆっくりと弱って往く彼女の様子を知った一弥は、一人リトアニアを目指す。途中の列車で知り合った奇妙な客達、遠い戦争の記憶。今は、魔術ショーが開かれる夜会に人は集まるが、かつてこの地で何が起こったのか?。ヴィクトリカの父・母や、不可思議な人物が集まり物語はクライマックスを迎える。そして魔術ショーの中で起こる殺人、水門があけられ沈むかつての要塞、そのトリックを見破ることが出来るのか?。 　＜６＞　前巻の直後から始まる。謎の修道院からヴィクトリカを救い出した一弥は、首都に帰る列車に乗るが、車内は避難民で混雑し、二人の部屋にも謎の男女４人が乗り合わせる。＜孤児＞を名乗る少女、お忍びの旅をしている＜公妃＞と称する中年の女性。＜木こり＞と名乗る青年貴族。＜死者＞で元炭鉱工夫だという大男。皆どこか仮面をかぶっているようだ。そして、＜孤児＞に毒が盛られる。残った３人の証言のの中から真実を見つけ出せるのか?。ヴィクトリカの智恵の泉から導き出された答えは。第１部というか、アニメ化前ではここで一応終わっているので、様々な謎は残すものの、まとまりよく幕が閉じられる。 　＜７＞　クリスマス直前、”Ｓ”の第４巻の前日の話。再びブロワ侯爵の命令でヴィクトリカが、首都ソヴレムに召還された。いま首都で上演されている、国民の人気者、今は亡き王妃ココ・ローズの生涯の舞台が上演されていた。王妃は１０年前に首なし死体として殺されていたのだ。その謎を解かせるために、灰色狼の知恵を利用としたのだ。国家の機密に関わる謎だけに、真相を知ればその命さえ危ない。一弥は彼女を追って、首都に向かう。セシル先生や、寮母さんのゾフィなども何故か首都に集まり、物語は混沌とする。でも何故か楽しい話になっている。 　＜８１＞　世界の大きな”嵐”の予感が、学園にも及ぶ。アブリルはじめ、留学生や学園勢達が去ってゆく、冬期休暇。生徒で残るのはヴィクトリカと一弥だけ。ヴィクトリカに出された１５個の謎を求めていた一弥だが、大晦日になってもそれは集まらない。”２度目の嵐”を予感したヴィクトリカは、一弥にある贈り物をする。そして年が明けた日に一弥は、故国に連れ戻され、最後の目セージを残し、ヴィクトリカはそのメッセージを体に刻みブロワ公爵によって幽閉の身になる。”２度目の嵐”世界を巻き込む戦争に翻弄され、２年目の冬を迎えようとする。 　＜８２＞　ついに最終巻。世界の嵐に巻き込まれる中で、捉えられたヴィクトリカは、母のコルデリアが身代わりになって牢獄から脱出。でも世界は戦争の嵐に巻き込まれ、これまでの登場人物も、それぞれの世界で戦争の悲惨さに直面する。でもその中で、未来を思う強い思いが、命をつなぐ。感動のフィナーレ。

状　態

状態は、良好です。

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★出品者から★

他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。 　個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。 　また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。



参考・宅配料金（本の宅配に必要そうな部分などだけ取り上げました。変更の場合があります。）

宅配名	条件・サイズ	料金	注意点
クリックポスト	厚さ３センチ。厚さを超えなければ割安。	Ａ４サイズまで、一律１６４円。	補償無し。
ゆうメール（冊子小包）	重さによって料金が変更	１㎏まで３５０円、２ｋｇまで４６０円、３ｋｇまで６１０円。	縦横高さ合計７０cm、３㎏まで。補償無し。
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