1/43 キット トヨタ Toyota 92C-V #92CV-001 / LM 92 #35 トムス ニッソー・トラスト・レーシング
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| 三边和 | 运费 |
| 60厘米 | ￥46 |
| 80厘米 | ￥56 |
| 100厘米 | ￥68 |
| 120厘米 | ￥79 |
| 140厘米 | ￥91 |
| 160厘米 | ￥102 |
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| 35 |  | Toyota 92C-V #001 - Toyota R36V V8 3576 cc Turbo | Cat.2 | |||
| Toyota Team Tom's (Trust Racing) (J) | Closed bodywork | |||||
| Mid-engined | ||||||
| Driven by: George Fouch (ZA)/Steven Andskar (S)/Stefan Johansson (S) | Result: 5th 1st in Cat.2 (16 laps behind the winner) Grid: 15th (3:44.984) | |||||
| Sponsors: NISSO 3S/Hawaiian Tropic | Colours: red/white | |||||
| Tyres: Dunlop | ||||||
| 25 |  | Toyota 93C-V #92CV-001 - Toyota R36V V8 3576 cc Turbo | Cat.2 | |||
| Nisso Trust Racing Team (J) | Closed bodywork | |||||
| Mid-engined | ||||||
| Driven by: George Fouch (ZA)/Eje Elgh (S)/Steven Andskar (S) | Result: 6th (17 laps behind the winner) Grid: 12th (3:44.370) | |||||
| Sponsors: Orico/NISSO 3S | Colours: white/red | |||||
| Tyres: Dunlop | ||||||
『トヨタ93C-V』新規定NA“二強”対決の裏で、“旧”トヨタターボCカーが残した功績【忘れがたき銘車たち】
1993年。この年は前年の1992年いっぱいでスポーツカー世界選手権（SWC）が消滅するとともに、1982年から続いてきたグループCカーの時代もいよいよ終わりを迎える……そんな年だった。
そのため、1992年のル・マンを含むSWCで繰り広げられてきたトヨタTS010対プジョー905の3.5リッターNA新規定Cカー対決も、1993年はル・マン1戦のみという状況だった。
それだけに衆目は、トヨタとプジョーの総合優勝争いに集まったのだが、実は前年に引き続き、1993年はカテゴリー2（C2）クラスとして、旧規定のターボCカーの出走も認められていた（実際には大排気量NA車などの参戦も可だった）。
このC2クラスにサード、トラストという当時のトヨタ系チームの手によって出走したのが、トヨタ93C-Vだった。車名こそ93C-Vと名付けられてはいたが、この93C-Vは基本的には91C-Vからの流れを汲み、前年車92C-Vより1993年のル・マンのレギュレーションに合わせてアップデートされた小規模改良版だった。
搭載された3.6リッターV8ターボエンジンのR36Vについては、基本スペックこそ変わらなかったものの、この年、C2クラスに参戦する車両には、エアリストリクターの装着が義務付けられており、それに対応するためのチューニングがTRDによって行われていた。
トラストに関しては、前年の全日本スポーツプロトタイプカー選手権（JSPC）向けに軽量化された車両がデリバリーされたため、24時間を走り切るための耐久力を持っていないことが判明。部品を1個単位にまで分解し、強度検討を行いながら、200点を超える点数の対策パーツを製作するという作業をフランス入りしてからも続け、ル・マン向けのモディファイを施していた。
そして迎えたル・マン本戦。サードはローランド・ラッツェンバーガー、マウロ・マルティニ、長坂尚樹、トラストはジョージ・フーシェ、スティーブン・アンドスカー、エイエ・エルグというドライバーラインナップで、24時間先のチェッカーフラッグを目指した。
決勝に先立ち行われた予選では、サードは総合10位／クラス4位、トラストが総合12位／クラス6位というグリッドを獲得。名門ヨースト・レーシングが走らせるポルシェ962Cが、規定で定められたリストリクター径が若干大きく有利だったため、予選でこそ上回られてしまったが、決勝ではサードが新規定NAマシンを凌ぐ速さで、早々にヨーストのポルシェを捉え、ポジションを上げる快進撃を見せる。
そして6時間が経過するころには、トヨタTS010勢の後退などもあり、総合5番手にまで浮上。トラストもそれに続く総合6番手につけていた。
その後、サードにドアが開いてしまうトラブルやバッテリーの過充電、オイルキャッチタンクの破損などの細かいトラブルが起きたものの、ほぼタイムロスのないかたちで修復を完了させ、総合5番手という順位を確固たるものにするペースでチェッカーを目指していった。
一方のトラストも大きなトラブルに見舞われなかったのは同様で、一時ライバルのポルシェにかわされる場面もあったが、14時間を経過するころにはサードに続く総合6位につけ、周回を重ねた。
そして最後までその順位が基本的に揺らぐことはなく、サードが総合5位、トラストが総合6位でフィニッシュ。C2クラスでは1-2というリザルトを残したのだった。
ミッショントラブルに苦しみ、3台中2台完走だったTS010勢の1台を2台ともが上回っただけでなく、サードに至ってはTS010のなかでは最上位だった総合4位の36号車からわずか1周遅れという快走ぶりで、トヨタターボCカーの熟成度具合を見せつけた。
1992年のル・マンではトラストが総合5位／クラス優勝、そして1993年にはサード、トラストで揃って総合5、6位でチェッカーを受けてクラス1-2。プジョーとトヨタの新規定NA車の対決ばかりに目がいっていたこの2年、トヨタのターボCカーはユーザーチームの力でしっかりと結果を残していた。
1994年が総合優勝争いを繰り広げるドラマチックな展開だっただけに印象は薄いかもしれないが、トヨタ93C-Vが走った1993年を含む1992年からの2年間の活躍も、トヨタ車がル・マンで残した功績だと言えるだろう。
1993年のル・マン24時間レースで総合6位、クラス2位に入ったニッソー・トラスト・レーシングチームのトヨタ93C-V。ジョージ・フーシェ、スティーブン・アンドスカー、エイエ・エルグの3人がドライブした。
説明
1990年から1993年にかけて、ル・マン24時間レースは真の黄金時代を迎え、最も象徴的な耐久レースで優勝するために偉大なメーカーが競い合いました。ジャガー、日産、マツダ、プジョー、ポルシェ、ザウバー、トヨタは、並外れたレースカーを設計し、自動車開発の頂点に立つ車を製造しレースに出場させるため、各チームに多大なリソースを提供しました。日本の自動車産業は大きな成長期にあり、ヨーロッパ市場が最大の海外ターゲットでした。
トヨタは童夢と契約し、童夢は1979年にル・マンで華々しい「ゼロ」で初登場し、1985年には4気筒エンジンを搭載したトヨタ童夢「85C」が登場しました。その後、1989年にはツインターボV8を搭載した89Cが登場しました。これらの車は信頼性が高いことが証明されましたが、野心的で十分な資金が投入されたプログラムが不足していました。 1990 年後半、線引きをして、1991 年シーズンに向けて、3.5 リッター エンジンを搭載した 750kg の車両という新しい「カテゴリー 1」規制に基づいた新しい車両の設計と製造に重点を置くことが決定されました。TS010 と呼ばれる新しい車両は非常に高速でしたが、最初のテストで信頼性に疑問があることが判明しました。
しかし、1991 年半ばには、トヨタのルマン レースの「バックアップ車両」として、カテゴリー 2 C-V 車両の新しいバージョンである 92C-V を開発するという決定がなされていました。1991 年のルマンでのマツダの勝利は、トヨタの勝利への野望を裏付けるものでした。
実際、92C-V (別名「1992 グループ C V8」) は、90C-V からの進化以上のものでした。依然として Dome によって製造され、完全に新しいボディワーク、サスペンション、カーボン ブレーキ、アップグレードされたエンジンの恩恵を受けました。当時は純粋なパフォーマンスは24時間レースではそれほど重要ではなかったため、この車は確かに防弾で信頼性が高いように作られました。また、1991年以来、サーキットには2つのシケインがあるため、ダウンフォースをより多く生成するように設計されていました。
1992年
1992年のル・マンには2台のシャシーがエントリーされ、この車、シャシー001は、美しい赤いバラと白いボディのカラーリングに35番が付けられていました。この車を運転したのは、フーシェ、アンドスカー、そして伝説のステファン・ヨハンソンでした。トヨタ・チーム・トムスの旗の下でエントリーされたこの車は、有名な日本のル・マン・チームであり、全日本スポーツカー選手権の優勝者であるトラストによって運営されました。この車は、17位という立派な成績で予選を通過しましたが、すぐにトップ10に安定して入りました。通常は機械部品への負担が少ない悪天候にもかかわらず、カテゴリー1の車の信頼性は疑わしいことが判明し、私たちの車は総合5位という素晴らしい成績を収め、もう1台の92C-Vは9位を獲得しました。
1993年
1993 年、この車は「93C-V」と改名されましたが、VIN は 001 のままでした。フロント エンドはダウンフォースを増大させるように改良され、フロント フラット スプリッターで簡単に識別でき、レース ナンバー 25 でエントリーされました。この車は、引き続きニュージーランド人のジョージ フーシェが運転し、スウェーデン人のエジェ エルグとスティーブン アンドスカーがペアを組みました。この年は、カテゴリー 1 の車同士の熾烈な競争が繰り広げられ、トヨタ TS010 が 4 台、プジョーが 3 台出場しました。TS010 は再び故障に見舞われ、プジョーにとっては「トリプル」となりました。日曜日の朝の素晴らしい努力のおかげで、私たちの車は、最高位の TS010 からわずか数周差で、驚くべき総合 6 位でフィニッシュすることができました。1993 年はグループ C 車の最後の年になるはずでしたが、92C-V のキャリアはこれで終わりではありませんでした。
1994年
実際、1994年には規則が変更され、GTカーに新たな領域が開かれましたが、ポルシェはルールを「いじる」ことにしました。彼らはダウアーとともに962をGTカーとして認可しましたが、トヨタは92C-Vを改造してル・マンのまったく新しいカテゴリーであるLMP1にすることを決定しました。重量（900kgではなく1000kg）、燃料容量、ダウンフォースの点で大きなハンディキャップがあったにもかかわらず、その年はさらに2台の車をエントリーすることが決定されました。LMP1の改造のほとんどは、リアウィングの位置変更、テールの延長、ディフューザーの小型化でしたが、フロントは同じままでした。シャーシ001は、再び信頼できるフーシェとアンスカールのペアと、有名なポルシェのエース、ボブ・ウォレックによって運転されました。
予選では、ポールポジションを獲得したクラージュC32からわずか4秒差の8位でした。レースの序盤は、Courage、Dauer、Toyota の間で非常に接戦でしたが、すぐにトヨタがコース上で速いことが証明され、シャーシ 001 は 1 時間後に 2 位になりました。姉妹車のシャーシ 005 は 4 時間後にトップに立ち、001 は 3 位、7 時間後には 1 位と 2 位になり、夜間には私たちの車が姉妹車とトップを分け合いました。残念ながら、小さな問題に悩まされ、午前中に数周遅れました。しかし、005 はレース終了の 1 時間半前までトップをキープしていましたが、ギアボックスのリンケージが壊れ、ピット レーンの端でトラック上で停止しました。実際には修理に 2 周かかり、車は Dauer Porsche からわずか 1 周差の 2 位でフィニッシュしました。トヨタはル マンで優勝できず、レースのほとんどをリードしていたにもかかわらず残念な結果となりました。私たちの車シャーシ 001 は最終的に総合 4 位という素晴らしい成績を収め、その優れた製造品質と信頼性を証明しました。
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