日本沈没D2計画篇 5.海上自衛隊 エアクッション艇 LCAC 1/700 TAKARA MICRO WORLD タカラ マイクロ ワールド ホバークラフト エルキャック

  商品は、タカラから２００８年に発売された『TAKARA MICRO WORLD 日本沈没【Ｄ２計画篇】』から『⑤海自エアクッション艇・ＬＣＡＣ 1/700 Scale』になります。

  外箱開封済み、未組立の新品になります。リーフレットもあります。

  このシリーズはブリスターに封がしてないのと、ブリスターのフタが不透明で中身が見えないので、取り出して写真を撮りました。

  原型製作：ピットロード

  １／７００のＬＣＡＣで砂浜を模した台座と、ＬＣＡＣ２隻（前後のハッチを開いた状態と閉じた状態が各１隻）付。

  １／７００のスケールでは、タミヤやピットロードから、おおすみ型やいせ型の大型輸送艦（という名の強襲揚陸艦）のプラモデルが発売されており、縮尺が同じなので、それらのプラモデルに搭載する事が可能です（米軍のエセックス級強襲揚陸艦でも可）。

◆趣味のＬＣＡＣ（エルキャック）
  元はアメリカ海軍の強襲揚陸艦に搭載されてるエアクッション型揚陸艇になります。
  戦車を１台積めるホバークラフト。

  強襲揚陸艦の後部から直接発進して、敵地の海岸に乗り上げて、戦車や歩兵部隊を送り込むのが任務。

  海上自衛隊でもおおすみ型輸送艦を建造した際に、アメリカからＬＣＡＣを輸入してます（なので米軍のＬＣＡＣと海自のＬＣＡＣは同じ物）。

  約６０ｔの積載能力があり、Ｍ１Ａ１戦車を１輌乗せる事が可能です。なのでＭ１Ａ１よりも軽い陸上自衛隊の９０式戦車や１０式戦車を運ぶ事が可能です。

  戦車を搭載した状態で４０ノットの高速が出せるので、強襲揚陸艦と海岸の間を往復して迅速に橋頭堡を築く事が出来ます。

  しかし、日本で有名になったのは、東日本大震災の時。

  津波で港湾設備が破壊されましたが、ホバークラフトなので、砂浜があれば海面からそのまま乗り上げて道路まで走って行く事が出来る為、救援物資や陸自のトラック、ジープなどを運んで大活躍しました（何せ６０ｔ積めるから、４ｔトラックで１５台分の物資を１回で運ぶことが出来る）。

  ちなみに動いてる時は物凄くやかましい船です（佐世保には米海軍の強襲揚陸艦アメリカが常駐してるので、艦載艇であるＬＣＡＣが常時１０隻以上居たのですが、騒音問題で西海市で引っ越しました）。

  １／７００で全長約３．５ｃｍ。

  出来はかなり良く、精細に作りこんであります。

  組立はレーダーアンテナの取り付けが必要です。

  台座とＬＣＡＣは固定せず、単に上に乗ってるだけなので、ジオラマを作ったり強襲揚陸艦のプラモデルと組み合わせる事が可能です。

  写真の１枚目は、ベースとＬＣＡＣ（ベースの上に乗ってるだけ。ＬＣＡＣは未組立）
  写真の２枚目は、箱とブリスターとリーフレット（フタ外してます）
  写真の３枚目は、ＬＣＡＣのみ。
  写真の４枚目は、ジオラマベースのみ
  写真の５枚目は、リーフレット。