名手Mandy Meyer参加　Asia 隠れ名盤3rd 「Astra」　プラチナ素材CDリマスター紙ジャケット仕様限定盤　国内盤未開封新品。

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御存知！ Asia 隠れ名盤3rd「アストラ」 プラチナ素材CDリマスター紙ジャケット仕様限定盤 国内盤未開封新品でございます。






CDの素材にプラチナを用いたものでございますが、その素材の特性に合わせて最新リマスターを行った特別版仕様というもの。


米国本国でのマスターテープのデータ化に伴う日本独自特別企画の感がございます。




日本特有の高音中心の幾分杓子定規的な感のあるリマスターでございますが、非常にアナログ盤的な音質で非常に良心的な音質でございます。




そもそもこのAsia自身が当時オーディオ・ファンから高い評価を受けていた事があり、この特別仕様企画に音源選択された事が理解出来る出来となっております。




但し、オーディオ機器次第ではございますが................................
 
 




内容は言わずもがな。






ラインナップは、御存知！John Wetton(Vo、B、ex-Mogul Thrash、King Crimson、Roxy Music、Uriah Heep、U.K.)、テクノ系出身名手Geoffrey Downes(Key、ex-Isotope、Buggles、Yes)、


名手Carl Palmer(Ds、ex-Atmic Rooster、EL&P)、Mandy Meyer(G、元Cobra(Target、Survivorの名ヴォーカリストJimi Jamison在籍)、Krokus(当時はツアー参加のみ))となります。






 
一曲のみでかのE.L.O.のストリングスアレンジャーLouis Clarkによるオーケストラ指揮の楽曲も収められております(後に他のラフミックス・外れ曲が公開されますが.....)。


 
 
前作「アルファ」のセールス不振の責任を負い日本公演前にJohn Wetton脱退、かのGreg Lake(ex-King Crimson、EL&P)加入。




不評の日本公演後Greg Lake脱退、John Wetton復帰。そしてこの3rd制作直前にSteve Howe脱退、という面倒な制作前の経緯を持つこの3rd「アストラ」。


 


 
リーダー格John Wetton/Steve Howe二名の揉め事で、作曲の要となっていたGeoffrey Downesがバンドのイニシアティブを掌握した模様。


一連のエイジア作を手掛けるMike Stone(Queenのエンジニアを務め、Journey全盛期を手掛ける。後にかのWhitesnakeやForeignerをも手掛ける)と共にプロデュースを手掛けております。


 
 


Steve Howeが脱退した事もあり、楽曲・演奏のプログレ性や繊細さ・巧みさはかなり後退。




当時新加入のMandy MeyerがHR/HM系という事もありそのHR的な個性を生かし、大仰なプログレ/ハード的でポピュラーな音楽性となっております。




 


前作同様、故John Wettonの背景にある「教会音楽」の要素が強く感じられる音楽性で、前作を基として後の「Voicemail」以後のソロの音楽性を感じさせるものでございますが、




Geoffrey Downes主導の制作という事もあるのでしょうか？所々に(八十年代的な感覚とは言えど)嘗てバグルスがカテゴライズされた「テクノ」感のあるものが組み込まれております。
 
 


 
エイジアという強い個性の音楽性ではございますが、曲によっては元ネタが解るものがございます。






「Countdown To Zero」はJohn Wettonが在籍したかのRoxy MusicやBrian Ferryの「Tokyo Joe」を思い出させるものであったり、「Wishing」ではかのThompson Twinsネタが.............Geoffrey Downesの嗜好なのでしょうが..............




興味深いところでございます。Carl Palmerの演奏貢献が難しい音楽性の感がございます。




 




楽曲によっては、制作前に脱退したもののSteve Howeがアレンジ貢献をしたパートではないか？と思わせるものがあり、興味深いところでございます。










また、前任とは明らかに異なる演奏スタイルのMandy Meyerでございますが、作曲参加は致しておりませんが、音楽性の鍵を握る演奏が聴かれるところも興味深いところでございます。




 
 
故John Wettonのヴォーカルは録音時期の精神状態が反映される事が多く、楽曲によっては不安定なものも感じられ、バンドの状態が垣間見られる興味深いところがございます。
 
 


 
但し、エイジアと言えば大傑作1stであったり、プログレとしてのエイジアを求める向きが多く、高品質とは言えど敬遠するファンも多く、セールス不振。






バンド内の不協和音もあり、ツアーは行われず、John Wettonは旧友Phil Manzanera(ex-Roxy Music、Quiet Sun)とWetton/Manzaneraを結成。


(ライヴでは現Deep PurpleのDon Airey、元同僚のPaul Thompsonを起用、”New Asia”とも名乗った事がある模様)








Geffrey DownesはSteve Howe/Steve Hackett結成のGTRのプロデュース及びGreg Lakeとの「Ride The Tiger」結成(デモのみで終了)。




Carl Palmerは後にEmerson,Lake&Powell崩壊後の同僚Keith Emersonを誘い、かのRobert Berryを中心とした「３」を結成........とこれまた面倒な経緯がその後にございます。


 
 


 
ミキシングには昔で言う「ウエストコースト・サウンド系」を多く手掛けるGreg Ladanyiが参加致しており、くっきりとした音造りとなっております(Jackson Browne「Lawyers In Love」参考)。


 
 






この機会に是非。






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