甲斐バンド　破れたハートを売り物に　LP　レコード　アナログ　甲斐よしひろ　椎名和夫　フォークロック　KAI BAND　オリジナル盤　帯付き

甲斐バンド 破れたハートを売り物に LP レコード アナログ 甲斐よしひろ 椎名和夫 フォークロック KAI BAND オリジナル盤 帯付き
		レコードの状態：良好   帯・解説あります。 甲斐バンドはオレのロックの先生だ。「HERO」でその名を知り、以降、ロックのカッコ良さをとことん教わった。ストーンズも彼らに教えてもらった。数多のパクリもどきや赤面するような歌も無きにしもあらずだが、欧米ロックに日本的な情緒を加味し、わかりやすい形でロックたるものを示してくれた。何よりセンスがいい。この『破れたハートを売り物に』というタイトルもいかす。プレスリーの曲、邦題から拝借したのだろうが、元ネタ探しでロック道も深化する。 ８１年作の本作は甲斐バンドの作品の中でももっともロックなアルバムだと思う。青さが残るそれまでの作品から一皮向け、フォーク、ニュー・ミュージックといったカテゴリーから大きくロックにレヴェルが振れた感じで、ざらついた感触がいい。後に、ボブ・クリアマウンテンとのＮＹ３部作において、ソフィスティケイトされたサウンドで完成度を高めていくきっかけとなったアルバムでもあり、バンドにとっても大きなターニング・ポイントとなった作品だ。 パーカッションをフィーチャーした斬新なタイトル曲に続き、見事な変身を遂げた小林旭の名カヴァーなど、たたみかけるようなロックンロール・ナンバーが続くＡ面。一転してメロウなナンバーで始まるＢ面はヴァラエティーに富んだ曲調ながら統一感がある。切ない終曲もいい。妹尾のむせび疾走するブルース・ハープや後に正式メンバーとなる田中一郎（ＡＲＢ脱退後、それをサポートしたのが花田さんだったというのも因縁を感じる）らのサポーティングも素晴らしい。一昨年惜しくも早世された大森氏とのギター・バトルはなかなかの聞きもの。でもやっぱり何といっても甲斐のヴォーカル。男も惚れるセクシーさで、ヴォーカリストとしてはピカイチの存在だと思う。 収録曲 A1 破れたハートを売り物に A2 ランデヴー A3 ダイナマイトが150屯 A4 どっちみち俺のもの A5 ジャンキーズ・ロックン・ロール B1 陽の訪れのように B2 奴（ギャンブラー） B3 観覧車 B4 冷たい愛情 ※ジャケットカバー・内袋（ビニール）は新品に交換します。 レコード専用ダンボールで発送します。
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