あの同級生シリーズを再び!「同級生」「同級生2」「下級生」PC-98版セット!
全て、3.5インチFD版です。
美少女ソフトの大御所と呼ばれるまでに成長した"エルフ"の代表作
「同級生」
「同級生2」
「下級生」
をセットにしてみました。
さらに、オマケで、
フェアリーテールのシリアス作
「マリアに捧げるバラード」(ディスクのみ)
もお付けします。
「ドラゴンナイト」や「フォクシー」「シャングリラ」とヒットさせたエルフが、調子に乗って予算をかけ、時間をかけてじっくりとプログラムした秀作シリーズです。
「同級生」は、1992年に発売され、瞬く間に大ヒットしたトンデモ作品です。
このゲームの最大の特徴は、21日間の自由行動にあります。
何もせず、ただただ部屋でゴロゴロしていてもエンディングになります。
"何かをすれば何かが進行する"というコンセプトで練りに練ったプログラムは、アダルトソフトという枠を越えて称賛されました。
"なんでエロゲーごときでそこまでの優秀作をプログラムする必要がある?"と、各界から揶揄されたほどです。
その後、
「同級生2」は、1994年に発売され、
「下級生」は、1996年に発売されました。
ご存知のようにシリーズ全てが爆発的なヒットとなりました。
ちなみに、自由行動できる期間ですが、作品が出るごとに長くなっていきました。
物語の紹介をしたいところですが、
進行するシナリオやストーリーは、ユーザーの行動次第ですので、提携ではありません。
そこを楽しむのがこのシリーズの醍醐味って感じですね。
現代の恋愛SLGや複合シナリオのゲームの基礎となったマルチセッション型ADVは、この頃開発され初搭載されました。
それほどスゴい作品だったんですよねー。
決まったストーリーがなく、まるで自分が教室の一員になったかのように物語が展開していくシステムで、
誰とも仲良くならなければそのままの時が過ぎていき、一定の女の子との出会いがあれば展開が進んでいきます。
ですが、女の子と出会ったからといって仲が発展しなければそれなりにしか進展せず、ある程度イイ感じになってエッチなシーンが見られても、恋愛の進展度合いが深まれば、エッチなシーンも進展していく。という当時としては画期的なものでした。
なので主人公はゲームで定められた期間を、
自分の部屋で何をするか?
どこへ行くか?
所持金は?
相手の女の子はどんな性格か?
などを気にしながらゲームを進行していく事になります。
当時のユーザーは家に帰ってからゲームの世界で、また違う学生生活をやり直しているような感じだったのではないでしょうか?
ほんとにエロゲーにしておくのがもったいないくらいの作品でしたね。
実際、今シューの魔などに移植されて、ノーマルゲームとしても人気が出ましたしね。
内容量も当時では考えられないほどで、
「同級生」がドーンとFDが9枚もの大作です。
「同級生2」になるとハードディスクが活用されるようになってきましたので、HD専用でドドーンとFDが11枚もの大作です。
「下級生」にいたっては、ドドドーンとFDが17枚もの超大作です。
贅沢なフルカラーの解説書っていうのもイイですよね。
とくに「同級生2」の飛び出す絵本的な解説書も面白いです。
今回は当時、"幻し"とされた「下級生」のテレカもお付けします!
これは、ゲームをクリアした時に出てくるパスワードをアンケートハガキに貼って、しかも抽選でしかもらえない。という特別な特典です。
ただ、当時のものですので現在も使用できるかどうかは不明ですので、そこのところはご了承くださいませ。
では、ぜひこの機会にセットで楽しんでみてくださいね。
ちなみに・・
「同級生2」は、1994年に発売され、「下級生」は、1996年に発売されましたが、この頃にはもうWindowsが出ていますよね。
ですが、ユーザーの間ではまだまだPC-98ソフトが主流でしたので、まさかあと数年でPCゲームがWindows用に変わり、"国民機"とまで呼ばれたPC-98ソフト市場が消えるなんて想像もできなかったでしょうね・・。
加えまして・・、もしも現代の人がその時代にタイムスリップしていたら、エロゲーの人気度に驚いた事でしょうねー。(笑)
店頭や店内ではエロゲーなのに、まるで話題のコンシューマーゲームが発売されたかのような賑わいでしたからね。
"エルフ"は、まだPCゲームがカセットテープだった頃に、当時ただのドットに過ぎなかったADVのグラフィックをかなり向上させたことで飛躍的な成長を遂げたソフト「天使たちの午後」というゲームを開発したメンバーから枝分かれしてできたいくつかのブランドのひとつでした。
まぁ、当時のPCなんてせいぜい8ビットですから、それでいてあのグラフィック表現力ですからユーザーが驚くのも無理はありません。
ファミコンのADVでメガドライブのグラフィックを出すようなものですから、とんでもなかった事なんです。
そんな彼らの頑張りが、"エロゲーのグラフィックはキレイすぎる"と言われるほどに画力重視のソフト開発を定番化させたわけなんですよねー。
余談ですが、
これらのソフトのように、PCソフトがまだFDだった頃に"オタク"という差別用語が生まれました。
当時は"オタクの3要素"というものがあり、アニメ、アマチュア無線、パソコン、これらをマニアックにやっていた時点で、世間からは指を差され女性からは敬遠されました。
今にして思えば、この事が日本の発展の鈍化を生み、世界競争力を無くしたと言っても過言ではないと思います。
ここ数年で、アニメは見直され日本の家宝のように言われたり、オタク文化は最高だという風潮が出来たり、パソコンに至ってはスマホに代表されるようにもはやコンピュータ装置が無いと経済が動かない状態になっています。
正直なところ、今さらアニメやゲームを持ち上げられてもね・・って気持ちの人も多いと思います。
あの時代に、先進的な文化をしようとしていた人たちを"オタク"と言って罵り敬遠した人達はみんな反省し、罪悪感を持ってほしいものですよね。
あの頃の日本国内の時代背景も先進技術の発展とは似つかわしくない状況でした。
1970年代後半から1990年代までは第2次不良ブームで、校内暴力が横行し、"カッコイイ人間の象徴とは力のある者だ"という、まるで縄張りを守って集団行動をする野生動物のような価値観が主流って感じの時代でしたよね。
それが原因なのかは分かりませんが、現代でも科学技術を創作している人や、より良い発展の為に様々な研究をしている人よりも、セレブだったり、スポーツで活躍している人に魅かれたりする風潮が残っていますよね。
こういう感じの事が要因になって、日本の発展が遅れたと評論する考え方も多くあります。
鉱物や燃料などの資源があまり取れない日本は、どこの国よりも科学力を重視して、
何もない所からもエネルギーを発生させたり、あまり消費しなくても豊かで幸福な生活ができるように発展するべき国だと思うんですけどね・・。
さてさて、余談はこのくらいにしまして・・
この商品は、3.5インチフロッピー版です。
ご存知のように、PC-8801シリーズ、PC9801シリーズは5インチフロッピー版が主流でしたので、3.5インチ版自体が珍しく、5インチ版しか出していないソフトメーカーもたくさんありました。
"3.5インチなら現代の周辺機器でもドライブが出ているので読み込めるのでは?"と考える方も多いと思いますが・・
PC98ゲームをWindows用にコンバートして楽しんでいる方ならすでにご承知かと思いますが、PC98用のゲームディスクのほとんどがWindows用FDDでは読めません。
しかも、フロッピー時代のPCソフトは独特の長所を持っていましたからね。
現代のPCは、まずハードディスクなどからOSを起動してからゲームを立ち上げますが、この時代のゲームのほとんどが、なんとフロッピーディスクから立ち上げていました。
つまり、コンシューマゲーム機のようにゲームソフトをドライブに入れて電源ボタンを押すだけでゲームが起動したんです。
これなら、他のインストールされたアプリやソフトが邪魔して不具合が出るとか、他の危機を動かすためのドライバが邪魔して不具合が出る。といったシステム障害がほとんど起きません。
なにせ、そのゲームを起動させるための専用のOSがゲームごとに起動するのですから。
これが当時のPCソフトの最大の長所でした。
しかし、現代のようなPC環境になってしまったら、そこがネックになってしまいます。
もちろん、NECフォーマット(1.25MB)FDも読める3モード用のドライブを使用していても読み取れないゲームが大半です。
ですから通常は、PC98本体から通信スロットやSCSIなどを通してようやくイメージファイルを作成します。
ですが・・FD確認のために再びPC98を引っぱり出してくるのが面倒でしたので実際にゲームができるのか動作チェックはできていません。
一応、リードプロテクトがかかっているディスク以外のフロッピーのリードエラーは検出されませんでしたが、何らかのトラブルで動作しなかったとしてもご了承ください。
PC-98用のゲームを現代のPCでコンバートしている方は、少しイジればWin10でも動作させることができるかもしれません。
Win10での動作ですが、基本的に出品しているPC98ソフトは個人的にWin10で動作させていたものがほとんどです。
ただし、あくまでも個人的な見解ですのでPC環境により変動します。動作させる場合は保証できませんので、PCコンバートプログラムの個別構築、PCEmuなどに詳しい方のみ試してみてください。
「同級生2」「下級生」「マリアに捧げるバラード」は一応、PC9801シリーズやPC-9821シリーズにインストールされたWindows3.1や95のDOSモードにも対応しているらしく、
Windows用の3モード3.5インチFDDで読めましたので、ほかのOSでも楽しめるようにコンバートファイルを作成するのが簡単ですね。
ただし、たとえファイルが読めても、ファイルプロテクトが掛けられたソフトはファイルの中身までは読めないようになっているものもありますので、ご注意ください。
「同級生」の方は、残念ながらPC-98シリーズならではのフォーマットシステムでしたので、おそらくNEC専用のディスクリードができる1.25MB専用の3.5インチFDDで読み取る必要がありそうです。
少しだけヒントですが、
ファイルプロテクトやNECフォーマットのディスクを読み込む場合は、まずPC-98本体を用意して、「ファイルマスター」などのファイラーとかでディスクをコピーした後、PC-98本体でイメージファイル化するのが上策だと思います。
たとえファイルを読めるようにしたところで、NEC専用のOSだったり、PC-98用のBOOTファイルでゲームを立ち上げるゲームが大半を占めていますので。
(※ PCによる動作はあくまでも個人的な私見です。PC環境は使用機器、性能、インストールされたソフトなど様々なPC環境によって動作環境が変化しますので統一見解ではありません。また、こちらから動作方法などを説明する事はできませんので、動作方法などを質問したりしないでください)
商品内容は、
「同級生」が、ケース、解説書、アンケートハガキ、ディスク(FD9枚組)の12点です。
ケースの状態は、当時の物の割にはまあまあな感じだと思います。
解説書の状態は、表紙に少し使用感がありますが、当時のものとしてはまあまあな状態だと思います。
ディスクの状態は、少し使用感がありますが、キレイな感じなのではないでしょうか?(ゲームの動作確認はできていません)
「同級生2」が、ケース、解説書、アンケートハガキ、ディスク(FD11枚組)の14点です。
ケースの状態は、当時の物の割にはまあまあな感じだと思います。
解説書の状態は、目立った損傷も見当たらず、当時のものとしてはまあまあ良い状態だと思います。
ディスクの状態は、目立った損傷なども見当たらず良い方なのではないでしょうか?(ゲームの動作確認はできていません)
「下級生」が、外箱、解説書、ディスク(FD17枚)、アンケートハガキ、特典のテレカの21点です。
外箱の状態は、当時の物の割にはまあまあな感じだと思います。
解説書の状態は、目立った損傷も見当たらず、当時のものとしてはまあまあ良い状態だと思います。
ディスクの状態は、目立った損傷なども見当たらず良い方なのではないでしょうか?(ゲームの動作確認はできていません)
「マリアに捧げるバラード」が、ディスク(FD8枚)のみです。
ディスクの状態は、目立った損傷なども見当たらず良い方なのではないでしょうか?(ゲームの動作確認はできていません)
※なお、この商品はジャンクソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などは応じる事ができません。ご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間以上かかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、配達日の指定や配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意2 商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。