【真作】【WISH】櫻井幸雄「出番のないベンチ(雨あがり)」油彩 6号 2016年◆貴重カレンダーの原画作品 人気野球シリーズの名画 #24062179

1948年 新潟県湯之谷村に生まれる、1986年 安井賞展に絵画を出品し、彫刻の森美術館の買上げとなる、1991年 渡仏して、パリのムルロー工房にてリトグラフを制作する、1992年 渡仏して、パリと近郊を取材する、1996年 新構造展で絵画作品が文部大臣賞を受賞する、2000年 「川上四郎記念全国童画展」で最優秀賞を受賞する、2003年 出番のないベンチシリーズが、(株)エポック社よりジグソーパズルで発売される、2007年 「画業30周年 記念全国縦断展」の絵画の個展を開催する、神奈川新聞の年 間掲載コンクールにおいて最優秀賞を受賞する、2015年 ~2016年 出番のないベンチ25周年 記念全国巡回展を開催する、現在：日本美術家連盟会員

画伯の「出番のないベンチシリーズ」がジグソーパズルとして(株)エポック社から発売され、2007年には画業30周年を記念して全国縦断の個展を開催しました。2015年から2016年にかけては、同シリーズ25周年記念の全国巡回展も行っています。現在は日本美術家連盟会員として活動を続けており、その作品は多くの人々に愛され続けています。

櫻井幸雄「出番のないベンチ(雨あがり)」油彩 6号 2016年作
本作品は、「出番のないベンチ」シリーズからの一作で、野球のユニフォームを身に纏った子供たちが、公園のベンチで静かに過ごす瞬間を捉えています。作品は、ユニフォームを着た子供たちがベンチに並んで座っている姿を描いており、通常は試合前の緊張や待機の場所としての機能を果たすベンチが、ここでは彼らの安らぎの空間として描かれています。

櫻井幸雄の独特な感性が光るこの作品は、青く広がる空と広い自然の中で、子供たちの無邪気で楽しい様子を鮮やかに描写しています。細部にわたる注意深い筆致によって、子供たちの表情やその動きの一つ一つが細かく描かれ、観る者をその場に引き込みます。画面からは子供たちの楽しげな雰囲気が伝わり、それが観る者の心にも明るい影響を与えるでしょう。総じて、本作品は単なる子供たちのポートレートではなく、日常生活の中でしばしば見過ごされがちな「つながり」や「喜び」を讃える作品と言えます。貴重なカレンダーの原画作品にして、画伯の代表モチーフ「出番のないベンチ」シリーズの名画です。