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希少コレクションの放出になります！宜しくお願い致します。
INTERNATIONAL WATCH CO SCHAFFHAUSEN
Caliber 88 Seventeen (17) jewels Adjusted To three (3) Positions
これぞ正しくオールドインターという雰囲気が漂う18k金無垢ピンクゴールドケースのcal.88です。イエローゴールドに比べ、日本 人の肌馴染みの良い色合いで、フォーマルな場に置いては勿論の事、普段使いにも最適かと思います。
ツイストラグのラグジュアリーなデザインは、ピンクゴールドの高級感と相まって素晴らしい雰囲気が御座います。程度としまして
は、軽いすれキズ程度で年代の割には良い状態かと思います。
あまり目立ちませんが9時位置ケースサイドには、こじ開けキズが見えます。( 7枚目画像参照 ) 装着時には一切見えませんが、ラ
グ裏側に、ベルト交換時に付いたと思われる擦りキズが見え、10時側ラグのキズが一番深いかと思います。( 8枚目画像参照 ) ケー
スサイド10時の辺りには、金無垢の証スイスのホールマークが刻印されております。( 9枚目画像参照 ) 風防には視認を害するよう
な大きなキズは無く日常使用では気になる事は御座いません。
文字盤の色は、経年変化の少ないマットシルバーで、外周のミニッツマーカーのドットポイントは、プリントではなく、手の込んだ
造りの、パール・ドロップ手法となっております。アプライドインデックスや針と共に、ピンクゴールドカラーで、経年変化も少な
くビンテージの雰囲気抜群で、美枯れな表情を醸し出しております。
写真でもご確認頂けますように、機械には経年によるメンテナンス傷も、ほぼ見られず抜群の見映えをキープしております。
機械OH時に、丸穴車、角穴車に溝入れ磨き加工を施し、素っ気無い造りのcal.88の歯車に、往年の懐中時計のような美しい見
栄えを作り出しておりますので、見応え抜群の表情です。
そんな美しい機械を、何時でも鑑賞出来るように、サファイアガラスを嵌め込んだ、シースルーバックの裏蓋を別作しております。
( 別作の素材もピンクゴールド18k金無垢で、製作費用だけで20万円です。) もちろん純正の裏蓋も御座いますので、何時でも現
状復帰は可能です。裏蓋内側にはシリアルナンバーと、金無垢の証18K 0.750や、ホールマークの刻印、PROBUS SCAFUSIAの
ロゴが御座います。( 10枚目写真のシリアルナンバー部分にはボカシを入れております。)
この時計は、懇意にして頂いている時計師の方にお願いして、2020年末にOHメンテナンスを施しております。その後は、ほぼコ
レクション状態で、数か月に一度、機械保護の為にゼンマイを巻き上げ稼働致しております。現在でもパワーリザーブ40時間以上
あり精度も実測で日差平置き+15秒程度と優秀です。但し、最終OH時期からの経過年を考えますと、今後の維持や実使用にはOH
をご検討下さいませ。
（年代物の機械式時計ですので、大差はありませんが姿勢差や温度差などを考慮し、あくまでも目安としてお考え下さい）
サイズは、横幅 33.0mm(竜頭を含まず) 縦 41.0mm(ラグ先～ラグ先) 厚み 9.5mm(風防を含む) ラグ幅 17.0mmと、ビン
テージ感溢れるサイズで、男性はもちろん、女性の方でもお使い頂けるかと思います。
時計本体と純正裏蓋のみの出品となります。ストラップや尾錠は、あえて付属しておりません。落札者様の好みやセンスに合わせて、
お選びになり最高の一本を作り上げるのも楽しみの一つかと存じます。
搭載されます機械は、1946年から1964年にかけて製造されたIWC movement cal.88です。
IWCの手巻きスモールセコンドMove Cal.83の後継機Cal.70をベースにしてCal.88 (スモールセコンド) と、Cal.89 (センターセコ
ンド) の2機種が製造されました。
Cal.89は1976年にかけて220,200個というとてつもない数が製造されIWCの基軸Moveとなりましたが、スモールセコンド仕様
のCal.88は1964年までの18年間でわずか37,200個しか製造されておらず両者を比較した場合、製造個数が圧倒的に少ない希少性
の高いMovementです。
Cal.83 ( 製造個数68,400個 )では稀に17石モデル「通称 蓋石83」を見かけますが、元々製造個数が少ないCal.88の中でも、今回
出品の機械は、「蓋石83」と同じくガンギ車ブリッジ側の軸石に蓋石を追加した17jewels 3pos高級特別仕様でして、市場の流通量
が極めて少なく希少個体であり、IWCコレクターでも見る機会の少ないレアピースである事を御理解頂けるかと思います。
そんなMovement の分割されたブリッジにはそれぞれSEVENTEEN(17)JEWELS ADJUSTED TO THREE (3)POSITIONSと
刻印され、テンプを受けるブリッジには R ( retard ) A ( avance ) の仏語表記では無くS ( slow ) F ( fast )と英語表記で又、XOTとス
イスコードが刻印されている事からexport versionの個体であると思われます。
serial number 1,17#,###から1948年製造になります。
オールドインターと呼ばれる年代の時計になりますと、現代の時計とは全く異なる「質」や「存在感」を感じます。この「凛」とし
た雰囲気それこそが、「オールド」そのものの持つ格なのかもしれません。この希少時計を是非コレクションに加えて頂き、これを機
にオールドインターの醍醐味を御体感頂ければと思っております。
★ アンティーク・ビンテージ製品の性質を十分にご理解の上、最低限の知識を持った上でのご入札をお願い致します。トラブル防止
の観点から、基本的にNC、NRにてお願い致します。
★ オークション終了後、2日以内の御連絡、その後3日以内に御入金頂ける方のみ御参加ください。
★ 発送は丁寧に梱包の上、精密機器扱いで佐川急便にてお届けしたいと考えております。
★ 平日は質問回答や取引連絡などが遅れる事が御座います。出来る限り敏速に対応致しますが御連絡など夜間になる事が御座います
事をご了承下さい。
