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水野良の異世界ファンタジー第2弾!「レジェンド・オブ・クリスタニア」LD版セット!!
「ロードス島戦記」でお馴染み、冒険ファンタジーの巨匠、水野良原作の大作アニメ
「レジェンド・オブ・クリスタニア」シリーズをフルセットでどうぞ!!
「劇場版 はじまりの冒険者たち ~レジェンド・オブ・クリスタニア完全版」LD版
「OVA版 レジェンド・オブ・クリスタニア ~封印の洞窟」LD版
「OVA版 レジェンド・オブ・クリスタニア ~神王復活」LD版
「OVA版 レジェンド・オブ・クリスタニア ~新たなるはじまり」LD版
「レジェンド・オブ・クリスタニア オリジナルサウンドトラック」CD版
を豪華なセットにしてみました。
異世界ファンタジーといえば現代では、現世を生きる人間が別次元の世界に転移したり、オンラインゲームの世界から出られなくなったりとかいうパターンばかりですが、
やはり本命は、現世から転移した人間などいない異世界の中だけでの物語ですよね。
その中でも1980年代を代表する物語が「ロードス島戦記」でした。
現代のRPGの基本ともなった冒険ファンタジー小説でした。
1980年代にゲーム化され、フロッピーディスク時代のPCゲームのカリスマ的存在になりました。
コンシューマにも次々と移植され、これまたロングランヒットとなりましたよね。
その「ロードス島戦記」がひと段落して、次回作として登場したのがこの「レジェンド・オブ・クリスタニア」です。
原作はもちろん、水野良。
原作小説は当然として、当時から人気が広がったペーパーゲーム版も大好評で予約待ちでしたよね。
その「クリスタニア」シリーズをアニメ化したプロジェクトがこの作品です。
それだけの人気を誇った作品なのに、この作品はVHS版とLD版しか出ていません。(たぶん)
アニメスタッフも超豪華です。(今となっては)
キャラデザは、「ロードス島戦記」「3×3EYES」「ポポロクロイス物語」「スプリガン」「攻殻機動隊」などでお馴染みの松田勝巳。
音楽は大島ミチル。
映像制作は、朴プロ、円谷プロ、マキプロ、スタジオジブリなどなどの混成チーム。
と、もはや伝説的なところばかり。(当時ではこれが普通でしたよね)
中でも円谷プロは「ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズなどの特撮のイメージが強いので意外性がありますよね。
あと、この頃は韓国や中国などアジア地域からも日本のアニメ制作を学ぶため派遣されていました。その海外陣営も制作を手伝っています。
物語は、
古えの昔、神々の黄昏ラグナロクがあった。
神々の戦いはどの世界も同様に直接対決は存在しない。
下部や僕たちが競い合う形式だった。
神々は竜王と呼ばれる最高闘神を各ポジションに配置し、各竜王たちの兵団による戦果を見守るのだった。
しかし、戦を好まない中立の立場をとる神々も少数派ではあったがいた。
彼らは神界を離れ地上に降り、一画を完全に隔離して神々の世界からも地上界からも干渉されない世界を創りひっそりと暮らす事を選んだ。
地上界に完全に降りてしまった彼らはいつしか神界の能力を失い、その国の民として生活するようになる。
その国の名は、クリスタニア。
何年経過した事だろうか。
クリスタニアのすぐ隣にも人が住み始めて小さな国を作っていた。
その国はダナーン。
このダナーンに住む民たちはクリスタニアの存在を知らない。
それも当然で神界の力によって築かれた壁あり、その壁は人間ごときでは絶対に越えられないものだったからだ。
ダナーンの主導者ハーヴェンは中央大陸の国王の弟だったが、繰り返される家督争いや派閥抗争に疲れこの辺境の地におちのびたのだ。
平和主義者の彼は田畑を育て、穏やかな民と共に暮らす事を心に誓っていた。
そんなある日、王国の特使が争いの絶えない王国を何とかしてほしいと懇願しにダナーンにやって来た。
当然ながらハーヴェンはきっぱりと断る。だが、王家の直系の血筋が絶えない限り自分たちの身が脅かされると考えた愚かで歪んだ宰相たちは刺客を放ちハーヴェンの暗殺を企てていたのだ。
汚れた刃に不覚にも倒れるハーヴェン。火の回る城。
政治の事など何も事情を知らされていないハーヴェンの息子レードンは事態が呑み込めないまま少数の家臣によって強制的に脱出させられる。
悲しみと怒りで乱れた心に誰かが誘惑の声を囁いた。それはまるで壁の向こうに来いと言っているようだった。
何をやっても行けるはずもない壁の向こうにどうやって?
一族を根絶やしにするため追ってきた兵たちが近付いてきた時、突然壁が割れて道を開いたのだった。
何かに導かれるように恐れもせず開いた壁を走り抜けるレードン。
そこで一体何が・・?
って感じで進展していきます。
「劇場版 はじまりの冒険者たち ~レジェンド・オブ・クリスタニア完全版」
この作品は1995年(平成7年)に角川アニメ(当時は東映製作)として公開されました。
完全版では劇場公開時にカットされたシーンを付け加えた全長版で収録されています。
そして、劇場版の映像はノートリミング版で収録されています。
なぜかDVDやBDなどのデジタル圧縮メディアでは出ていない作品ですが(だぶん)、たとえ出たとしてもこのLD版はプレミアでしょうね。
劇場版をDVDやBDにすると、シネスコサイズやビスタサイズなどのスクリーンサイズのワイド画面にされてしまいます。
その方が画面が広く見えるのなら良いのですが、この時代のアニメはセル画ですので4:3画面で撮影されたものがほとんどです。
その画面の上下を切り取ってしまい、わざわざワイド画面にしてしまうんですよねー。
液晶テレビ世代以降の方々は、16:9画面がフル画面だと思っている方も多いみたいですが、カメラのレンズが球面なのですからフル画面といえば4:3画面ですよねー。
「OVA版 レジェンド・オブ・クリスタニア」
OVA版はその翌年の1996年から随時リリースされました。
1990年代をリアルタイムで過ごされた方ならご存知と思いますが、
この時代は大レンタルビデオ時代でしたよね。大部分の人がレンタルビデオを利用していました。
そのレンタルビデオもほとんどがVHSテープ版で、DVDが世の中に浸透してくるのはまだまだ後の事です。
劇場映画よりビデオの方が値打ちが上がる不思議な時代でもありました。
アニメの世界も例外ではなく、よほどの対策でもない限り映画版よりOVA版の製作にやたらと気合を入れていましたからねー。
この作品もOVAの方がややクオリティが高い感じがします。
このLD版には、
特典として、メイキング映像が収録されています。さらに初回特典で配布されたポストカードももちろん同包します。
「サウンドトラック(サントラ)」
このくらいの時代までのサントラはイイですよねー。
まずは何といっても主題歌や挿入歌。
今のモノのほとんどは、サントラに主題歌が入っていなかったり、入っていてもショートバージョンだったりしますよね。
まるで"フルバージョンを聴きたければシングルも買え"と言っているようで商業主義に呆れます・・。
ですがこの時代までは違いました。
ほとんどのサントラにはフルバージョンの主題歌が収録されていましたからねー。
もちろんこの「レジェンド・オブ・クリスタニア」のサントラにもフルバージョンで収録されています。
そしてうれしいのが、映画版とOVA版の音楽が共通している事ですよね。
今なら当然、主題歌からBGMまで、わざわざ変えてきます。それどころか、OVAごとに別々の主題歌があったりもしますよねー。
アニメや特撮作品の世界にあまりビジネスライクを取り入れてほしくないものですよね。(嫌笑)
ですがこの作品は主題歌も挿入歌もBGMも共通です。素晴らしい。
でも当時はこれがごく普通だったんですよね。
以上、
こだわりのセット内容となっています。
ぜひ一度楽しんでみてくださいね。
この時代はゲームもすそ野が広がりました。
ゲームといえば、テレビでやるビデオゲーム、パソコンでやるPCゲーム、そして昔からあるボードゲームやテーブルゲームといった感じでしたが、
ヨーロッパを中心にペーパーゲームというジャンルがありました。
このペーパーゲームが大きく飛躍した時代でした。
ペーパーゲームというのは、"アンチ・ビジュアル志向"の高まりから生まれたもので、文章のみで、ほとんど絵が無いゲームの事です。
派手なビジュアルや刺激的な映像表現で人を寄せ付けるのではなく、じっくりと文章を読んで理解しなければ進展しないようなゲームを作らなければ、多売ばかりの資本主義の中ではそのうち思考が単純な子供たちばかりになってしまう。と危惧する声が高まった事で広がりました。
この日本でも、ペーパーゲームは一世を風靡して、RPG小説やゲーム文庫の人気が高まりましたよね。
もちろんこの「クリスタニア」シリーズにもペーパーRPGが出ていました。
完全版の冒頭にも、アンチビジュアルゲームを楽しむ実写風景が収録されています。原作の水野良も中心になってクリエイトしていますので必見ですね。
この時代にはテレビゲームやPCゲームでさえも、文字だけのRPGやADVがありましたからねー。
そして、このくらいの時代までは、アニメといえばセル画でしたよね。
往年のアニメファンからすれば、画面が16:9のアニメは、ほとんどがPCを使用して制作された"デジタルアニメ"であって、我々の知る"アニメ"ではありません。と力強く答えられそうですよねー(笑)
鉛筆で下書きをしてセルロイドに正書したものに1枚1枚絵の具で色を塗って、フィルムで1コマ1コマ地道に撮影したものこそが"アニメ"って感じです。
しかもこれだけの努力をしたのにスタッフも声優さんもギャラは帰りの電車賃程度。
まともな生活もできず、それでもほとんど情熱だけで制作していた4:3のアニメこそが昭和ののアニメなんですよね。(笑)
このクリスタニアを制作していた頃になるとそんな過酷な状況も少しは緩和されてたのかな?
さらに余談ですが、
最近は、BDとかHD画質とかいう感じで、やたらと画面がクッキリ、ハッキリ、シャープになっていたりして、なんだかいろいろ画像編集したのが多く出ているような気がするのですが、
当時の作品のほとんどがフィルムで撮影されています。当時の撮影機材とフィルムで、そんなに高精細な画面が記録できるはずがありませんよね。
上記にも少し触れましたが、
中には昔のフル画面(4:3画面)の画郭の上下をトリミングして、現代のワイド画面に合わせた画面にして出ている作品もあるようです。
生フィルムを見た人がいたら分かると思いますが、フィルムの画郭が4:3なのですから、劇場版のようにスクイーズで横幅を縮めた縦長画面で撮影していない限り、4:3がフル画面なんです。
せっかく入手するなら、ノートリミングで全て見たいものですよねー。
それに、できれば余計な事をせず記録されたままをビデオディスク化してほしい。というのがコレクターはもちろん、当時の作品の映画やアニメ、特撮、ドラマなどを楽しみたい人たちの共通の気持ちではないでしょうか?
その点、LDならほとんどが当時のままを記録しています。当時はコンピューターを使って映像加工する技術なんてありませんから、余計な編集や加工もほとんどされていませんので安心して見れますよね。
ちなみに、劇場版の作品でもフィルム時代は4:3撮影しているものが多くあるんですよ。
海外の映画で"ビスタサイズ"の作品をLD版(ワイド版ではなくフルサイズで記録されたもの)とDVD版やBD版の同作品の画面を比較してみてください。
ほとんどの場合、LD版の方が上下に広く映像が記録されていますよ。
あえてLD画像のデメリット言うとしたら、LDが"絵の出るレコード"と言われるように、レコードと同様に面倒な事が多い事ですかね?
レコードを良い音で聴きたければ、優れたプレーヤーやトーンアームはもちろん、フォノイコライザーや音響機器を駆使しなければならないように、
LDも、良いプレーヤーを使用するのはもちろん、それなりの画像再生装置を搭載したデコーダーやモニターが必要になりますからねー。
でもまぁ、AVファンはその面倒さを楽しむのがイイんですけどね。
それにしても、あのままLDが進化していたら・・、現代ではもっとスゴイ事になっていたかもしれませんね。
12㎝のブルーレイの容量を30㎝のLDサイズに入れて表と裏の両面に2層書き込みしたとしたら・・、とんでもない容量になっていましたからね。(笑)
さて、余談はここまでにしまして、
この商品は、いわゆるワンオーナーものです。
商品内容は、
「劇場版」が、ジャケット、背帯、ディスクの3点で、
「封印の洞窟」が、ジャケット、背帯、ポストカード×2、ディスクの5点、
「神王復活」「新たなるはじまり」が、ジャケット、ポストカード×2、ディスクの4点です。
LDの中紙(解説紙)などはどれも購入時から封入されていませんでした。
ジャケットの状態は、どれも目立った使用感もあまり気にならず、良い程度だと思います。
ディスクの状態は、どれも目立った使用感もあまり気にならず良い程度だと思います。
「サントラCD」が、ケース、解説書(歌詞カード)、背表紙(背帯)、ディスクの4点です。
ケースの状態は、キレイな感じだと思います。
歌詞カードの状態は、目立った損傷も見あたらず良い感じではないでしょうか?
ディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず、キレイな程度だと思います。
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などはできませんのでご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間~10日ほどかかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、無理な配達日の指定や、無理な配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意2 商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。
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