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菅田菴(かんでんあん)は、島根県松江市の旧松江藩家老有沢家の山荘にある松平不昧治郷ゆかりの茶室。国の史跡および名勝。また山荘内の菅田菴及び向月亭、御風呂屋は国の重要文化財の指定を受けている
江戸時代中期の1792年(寛政4年)頃に松江藩7代藩主・松平治郷(不昧)の指図(設計図)により、家老有沢家の山荘内に建設された草庵風の茶室である。屋根は入母屋造茅葺きの田舎屋風とし、間取りは1畳台目中板入りとする[2]。1畳台目という極小の空間であるが、手前座と客座の間に幅1尺4寸(約42cm)の中板を入れ、東面にじり口の上を幅広い連子窓として光を取り入れることにより、狭さを感じさせない工夫がされている。中板と手前座の境には曲がりの強い中柱を立て、一重の棚を釣り、炉は隅切とする。
敷地内には菅田菴の西に接して不昧の弟である為楽庵雪川好みの茶室「向月亭」が建ち、蒸し風呂式の御風呂屋(茶室の待合を兼ねる)があり、現在はこれらを含む山荘全体の通称が菅田庵となっている。向月亭は4畳半台目に入側縁をめぐらした主室のほか、6畳、8畳、くつろぎの間等から成る。出典:ウィキペディア
広瀬栄一氏は、石岡市高浜にある酒造会社の元社長で考古学文学に造詣が深く文人との交流も数多くあります。
台東区根岸にある子規庵の戦後の再建をした寒川鼠骨との交流や再建を経済的に援助した人です。
拓本は広瀬氏が収集したものしかないと思われ大変貴重な史料です。
拓本が取れるという広瀬氏の人脈に驚嘆します。
拓本もまた文化財だと思います。
多くの方にご覧になって戴き貴重な資料がご研究のお役に立てれば大変嬉しいです。
写真にあるスケールは全長17㎝です。
画像3のサイズは34.5×53.6㎝です。
状態は経年によるシミヤケと破れがあります。
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