エドゥアルド・スエンソン著、「江戸幕末滞在記（Fra All Lande；日本素描）」（講談社学術文庫）です。長島要一訳。定価1,050円（税別。現在は値上がりして1,110円になっています）。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です（※厚さ2cm以下の文庫本は、合計１㎏を超えない範囲で計4冊程度まで同梱可能です）。　

★内容：　ロッシュ付添武官の幕末見聞記。王政復古直前に来日したデンマーク人が、フランス公使ロッシュの近辺で見聞した貴重な体験を綴る。将軍慶喜との謁見の模様やその舞台裏、横浜の大火、テロに対する緊迫した町の様子、また、日本人のきれい好きから悪習や弱点までも指摘。旺盛な好奇心、清新な感性、鋭い観察眼と洞察力。若き海軍士官が幕末日本の姿を鋭く鮮やかに描く。

　日本へ
　横浜（本町；岩亀楼；横浜から下関へ；日本人とその社会；朝鮮よりふたたび横浜へ）
　兵庫への旅
　大坂訪問　日本の宗教
　大坂滞在　大君謁見、日本の演劇
　大君の宮廷
　帰国後のスエンソン

★著者、エドゥアルド・スエンソン（Edouard Suenson、1842 - 1921）はデンマーク、コペンハーゲン生まれ。デンマーク海軍の軍人で、出向したフランス海軍士官として幕末の日本に滞在した。1867年、フランス公使レオン・ロッシュが徳川慶喜に謁見する際に陪席した。一旦帰国後、デンマーク海軍大臣副官を経て、1871年に大北電信会社（GN Store Nord A/S）の責任者として再来日し、日本最初の海底ケーブルを敷設した。「江戸幕末滞在記（Fra All Lande；日本素描）」など、日本に関する著書・論文多数。明治政府より勲三等旭日中綬章、勲二等瑞宝章を受章。

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