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昭和61年 全4冊 復刻版 重さ約4.27kg 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
奇兵隊は、文久三年六月、高杉晋作によって創設された。以後諸隊の結成も相つぎ、奇兵隊以下諸隊は、幕末維新の展開過程で重要不可欠の役割を果たした。それゆえ、奇兵隊の研究は、同時に幕末維新史の研究と重なり、長い幕末維新研究史の上で、重要なキー・ポイントとなっている。
その奇兵隊研究の史料として最も重要視されてきたのは、奇兵隊日記である。当直隊士の手によって日々綴られたこの日記の原本は、品川弥二郎の尊攘堂に置いてあったが、現在は京都大学附属図書館に所蔵されている。これを「尊攘堂本」という。その写本は山口県文書館所蔵の「毛利家本」、東京大学史料編纂所所蔵の「史談会本」などがある。そして一般的には、活字化された日本史籍協会叢書の『奇兵隊日記』全四冊が流布している。
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(2022年 5月 16日 17時 21分 追加)
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