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御存知!Eric Clapton 音楽性転換期の貴重なライヴ音源 傑作「Delany & Bonnie & Friends with Eric Clapton」 オリジナル及び拡大版四枚組 国内盤及び国内仕様盤 未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは錚々たる面々。
Delany Bramlett(Rhythm G、Vo)、Bonnie Bramlett(Vo)、御存知!Eric Clapton(Lead G)、Dave Mason(G、ex-Traffic)、Carl Radle(B、後にDekek & The Dominos、Eric Claptonのソロ名作にも関わる)、
Jim Gordon(Ds、後にDelek & The Dominos、Traffic、かのJack Bruceにも関わる)、Bobby Whitlock(Key、Vo、後にDelek & The Dominos、後にソロ転向)、
Jim Price(Trumpet、Trombone Joe CockerやかのMilton Nascimento等に関わる)、Bobby Keys(Sax、全盛期The Rolling Stonesのサポートメンバー)、Tex Johnson(Per)、
Rita Coolidge(Vo、後にソロとして成功を収める)となります。
また”Colston Hall”、”Fairfield Hall”昼夜2公演ではかのGeorge Harrison(G)が匿名で参加致しております(”Royal Albert Hall”公演のアンコールで参加の感も..............................)。
プロデューサーはかの名プロデューサー故Jimmy MillerとDelany Blamlett(前者はThe Rolling Stoneで御馴染み。後にかのMoterheadを手掛ける)。
そもそもの録音は名プロデューサー兼エンジニア兄弟 故Andy & Glyn Jonesとなります。
(共にかのLed Zeppelin絡み。前者はFree等の歴史的名盤を手掛け、後の八十年代HM/HR系で名を成す。後者はThe Band等の英米土着ロック系で名を成す)
尚、拡大版4枚組はリリースされた本編と異なり、元の録音マルチトラックテープからミキシングを新たに行っており、
(拡大版制作当時の使用機材がオリジナル録音時と大きく異なり向上している事もあり)音質がかなり良いものとなっております。
オリジナル版は1969年12月7日英国・ロンドン”Fairfield Hall”昼夜2公演からの抜粋となります(但しGeorge Harrisonの演奏テイクは削除の模様)。
拡大版も全てイギリス公演 1969年12月1日 ”Royal Albert Hall”、1969年12月2日”Colston Hall”、1969年12月7日”Fairfield Hall”昼夜2公演の四公演の実況録音が収められております。
”Blind Faith”結成~作品制作前のセッションで、「演奏エゴを全面に出したギターヒーロー」的な役割に疲弊した感のあるEric Clapton。
唯一作”Blind Faith”制作時には自身のルーツたるブルーズ含めた”アメリカ南部音楽への憧憬の念”が抑えられなくなってきており、制作セッション時とは大きく異なる音楽性を指向し、
ツアー後はあっけなく解散を選択。
「The Bandに加入したかった」(........そもそもThe Bandの四名はカナダ出身でございますが.........)という発言もあるEric Claptonでございますが、”Blind Faith”全米ツアーの前座を務めた”Delany & Bonnie”と意気投合。
解散後にその活動やツアーにも同行。その英国ツアー四公演の模様を収めたものでございます。
シリアスな感であったかの”Cream”時代等とは一転、肩の力が抜けた感のある演奏が聴かれる事が特徴。
大所帯バンドではございますが、役割を弁えた上で(派手目ではございますが)伸び伸びとしリラックス。
あくまでバンドの一員。バックバンド感が強く、以前とのギャップに驚かされるものでございます。
Eric Claptonだけでなく後に”Delek & The Dominos”結成に同行する面々の演奏個性やEric Claptonを立てる感のある名手Dave Masonの有り方が興味深いものでございます。
但し、主役はDelany & Bonnieでございます。
多くの英国ロック系ミュージシャンが憧憬の念を抱くアメリカ南部音楽を基にポピュラー感を加えた感のある音楽性は、英国ミュージシャン特有のルーツ音楽解釈に繋がるものがございます。
(曲解的でもございますが..............)
大きな名声を得たものの、演奏者としての虚像が独り歩きしてしまい疲弊したEric Claptonがある種の音楽的な救いを求めた事が感じられるものでございます.....................................................
会場毎に演奏の有り方が変わる感が興味深いもので、またセットリストも異なるもの。
かの”Royal Albert Hall”は名門の会場という事もあり、気合と華やかさが感じられるもの。こちらは今作一番の聴きものの感がございます。
本編の基となった”Fairfield Hall”二公演は安定度の感がございますが、”Colston Hall”は前日の反動という感がございます.......................
また当時の英国の”Eric Clapton人気”が伺える聴衆の反応が興味深いものでございます..................正直過ぎるとでも言いましょうか.........................
その後、同じくツアーに同行したBobby Whitlock、Carl Radle、Jim Gordonと”Delek & The Dominos”を結成。
Eric Clapton自身の”アメリカ南部音楽への憧憬の念”を(音楽として)実現を目指して、作品制作に打ち込む事となります。
(但し、自身の願望の実現とバンドとしてのスタイル。そこにバンド運営と作曲貢献に絡む(ビジネス面含む)問題があった模様で、あっけなく解散という最後を迎える事となりますが.......................................)
この機会に是非。
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