1966年イタリア映画「さいはての用心棒」のオリジナル・サウンド・トラック盤。

南北戦争が終わった直後の頃。北軍はサンダースが率いる南軍の残存部隊とリッグスの強盗団に対し懸念を抱き、ユマ砦に警告のための密書を送ることにする。大尉のルフェーブル、軍曹のピット、南軍の元軍人のゲイリー（G・ジェンマ）の三人はユマ砦に向けて出発。ゲイリーとピットは立ち寄った町でコニーという名の魅力的な女性と知り合う。三人は再びユマ砦を目指すが、実はルフェーブルはサンダース、リッグスと内通しておりピットを殺害。ゲイリーはルフェーブルから離れて単身で密書の運搬を続行。コニーと再会するがルフェーブル達と銃撃戦となり、ゲイリーは密書をコニーに預けて一時身を隠す。コニーは元々リッグスから誘惑を受けており、コニーから密書を受け取ろうとしたゲイリーはコニー共々捕らえられてしまう。ゲイリーは凄まじいリンチを受けるが耐え抜き、リッグスの手下達を倒して脱出。南軍の戦友と再会、ゲイリーは戦友にユマ砦への攻撃を止めるように説得するが、半信半疑の戦友は攻撃を続行。しかし密書は既に協力者の手によって砦に届けられており、サンダースの裏切りを知った戦友も攻撃を中止。ゲイリーはルフェーブル達の隠れ場所に乗り込み、コニーを救出。サンダース、リッグスを倒し、ピットの遺品の拳銃でルフェーブルも射殺した。

監督：「荒野の1ドル銀貨」「地獄のランデブー」「荒野の一つ星」「必殺の二挺拳銃」「砂漠の戦場エル・アラメン」のジョルジョ・フェローニ。

出演：「続・荒野の1ドル銀貨」「南から来た用心棒」「星空の用心棒」「ゴールデン・ボーイ 危機また危機」のジュリアーノ・ジェンマ、「ある晴れた朝突然に」のソフィー・ドーミエ、「地獄のガンマン」「復讐のガンマン」「アマゾネス」「血闘のジャンゴ」のアンヘル・デル・ポゾ。

音楽：「荒野の1ドル銀貨」「荒野の一つ星」「荒野の大活劇」「新・さすらいの用心棒」「ビッグ・ガン」「ミステリー島探検／地底人間の謎」のジャンニ・フェリオ。

メインテーマは、エンニオ・モリコーネが作曲し、残りのスコアは、全てジャンニ・フェリオが書いたという変わり種。静かに、復讐の炎を燃やし、血沸き肉躍るメインテーマは、ジャンニ・フェリオが書いたと言っても、全く違和感無いのに、CDジャケの裏側には、しっかり、そのことが記載されています。表のCDジャケは、本国イタリア公開時の映画ポスターと同じ。2007年11月に伊GDMより発売され、廃盤となった超貴重盤！！

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