商品概要：1985年製FERNANDES FSTネックです。

FERNANDESパーツを集めて制作されたギターに装着されていました。

1985年製FERNANDES FST-65ボディに装着されておりました。

ネックデイトはきちんと50808とスタンプされており、1985年8月8日製造なので出どころはしっかりとしています。

ネック自体はこの時期のFSTネックは基本ヘッド、ネック裏がボディ同色になりますは、こちらはナチュラル仕上げになっています。

ナチュラル仕上げが施されるものは同FSTシリーズでFST-75、FST-135、FST-125、限定モデルでFST-65Wがあります。

パーツ類はきちんとFERNANDES 純正であるクロームパーツが装着されていたので、この線から行きますと限定モデルのFST-65Wかなと思います。

まあ、クロームパーツ類はマザーモデルであった1985年製FERNANDES FST-65から移植された可能性もありますので正直断定はできません。

ただ気になるのはフレットエッジ部分などの仕上げがかなり良いので、FST-125、135とかの可能性もあります。

ということですが基本的には1984型のFERNANDES FSTネックです。

1984年から1986年まで製造され、裏止めのFloyd Roseナットを使用し、ドットポジションも大きいものが採用されていることが特徴です。

基本的に1984型FST-65ネックはボディ同色にネック裏とヘッドが塗装されていることが特徴です。

こちらは1985年に限定発売されたFST-65Wというモデルで、ネックがナチュラル仕上げになっており、その他ピックガード等もホワイトパーツが使用されたモデルになります。

河合楽器製の造りの良いストラトネックです。


スペックは

レギュラースケール(648ミリ)、つば出し22フレットのFSTネックです。

指板は350R。

仕様はメイプル、ローズ指板でボディ同色ではなくナチュラル仕上げで、ハーフマットフィニッシュです。

ペグはシャーラータイプで、取り付け穴が横出しのタイプなので同型ペグを使用された方が余計な穴を開けずに良いでしょう。

ロックナットは裏止めの42mmサイズをご使用くださいませ。

ネックエンドはラウンド形状。

ジョイントはオーソドックスな4点止めのプレートジョイントです。

サイズ：ネックエンドのサイズは幅55.7mm、厚さは26.1mm(フレットは含みません)、ナット幅は41.8mmです。

コンディション：それほどハードに使用された個体ではなく、小傷こそ少しあるもののフレット残も多くまずまずの程度の良いネックです。

ただ、寄せ集めギターに使われていたのでネックエンド部のビス穴位置が変更されています。

ヘッド：細かな擦れ傷がわずかにある程度で、特に目立つような傷はありません。

指板：特にひどいダメージはありません。

フレット：やや大きめのフレットで、段減りはなくローフレ部で7割から8割の残、ミドルも同様、ハイフレは7割から9割の残です。

フレットエッジ部分も滑らかに面取りされ造りの良さを感じます。

ロッドの状態は現状でストレートで、ロッドは左右に回り余裕もあります。

メンテナンス：指板アルコール洗浄、フレット研磨、外観磨きをしています。

送料は、ゆうパック100サイズです。

ロック式ブリッジを搭載したストラト型ギター制作の上で、オーソドックスで使いやすいネックです。

こういったナチュラル仕上げのネックを使用するとそれとなくビンテージストラトをモディファイした感じが醸し出されるので結構ファンが多いと思います。