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御存じ! 末期ヤードバーズの名盤「Little Games」リマスター紙ジャケット二枚組SHM-CD仕様盤 未開封新品でございます。
そこに、かの幻のライヴ盤「Live Yardbirds featuring Jimmy Page」(こちらも未開封新品)を加えさせていただきます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは末期。
Jimmy Page(G、後にLed Zeppelin、The Firm、Coverdale/Page、後にPage/Plant)、故Keith Relf(Vo、Harmonica、Per)、Chris Dreja(B、B-vo)、Jim McCarthy(Ds、Per、B-vo)となります。
また、ゲストとして名手John Paul Jones(二曲のみB、チェロ・アレンジ、後にLed Zeppelin)、Ian Stewart(P、ex-The Rolling Stones、脱退後はサポートメンバー)、Doggie Wright/Bobby Gregg(各一曲のみDs)他となります。
ボーナス楽曲では、John Paul Jonesに加え名手Nicky Hopkins(Key、The Who、後に第一期Jeff Beck Group、The Rolling Stonesサポート他)、Clem Cattini(Ds)、何と!かの名手Rick Nielsen(Organ、後のCheap Trick)他の参加がございます。
近年話題(笑)のJimmy Page在籍時末期The Yardbirdsの傑作でステレオ/モノラル両ヴァージョンを収録。
またシングルリリースのみの貴重音源をもモノ/ステレオと分けて多数収録という非常な優れものでございます。
リマスターも非常に良心的と存じます。
今作はJimmy Page全盛期の名演の一つとしても数えられる名盤でもございます。
スキッフル~サイケ/ポピュラー系の音楽性で部分によっては(この末期Yardbirds解体から結成される)後の”Led Zeppelin”に繋がるものがございます。
(Jimmy Pageが好みのバンドであり、後にLed Zeppelinマネージメントが設立するレコード会社”Swan Song”と契約するかの”The Pretty Things”にも繋がる音楽性でもございます)
作曲に絡むギタリストでもある(プロデュース含めたセッション系)キャリア組Jimmy Pageが全面参加という事から楽曲優先の感があり、以前よりも楽曲の出来が細やかな感がございます。
また時代性もあり、後に”Cream”で御馴染みRobert Johnsonのカバー楽曲”Crossroad”を彷彿とさせる楽曲も存在。非常に興味深いものがございます。
(御馴染みの盗用でしょうか? 「公開しない」との条件で録音したEric Claptonとの録音をかのImmediateからリリースしており、当時Eric Claptonを激怒させておりますが........................)
Jimmy Pageは後のLed Zeppelin中期辺りまでが演奏の全盛期でございますが、今作ではキャリア組を感じさせる楽曲重視の演奏の感がございます。
但し、時代はロック音楽の多様性の時代に突入。
こういったスキッフル系(かの”Artwoods”含む)~サイケ/ポピュラー系が時代遅れとなる事から、今作も含め評価は内容と反比例し下降線を辿る事となります................
同時期、前任たる名手Jeff Beck が「ブルーズにロック音楽を掛け合わせガツンと衝撃を加える」という音楽コンセプトを指向。
アンダーグラウンドで高い評価を得ていた名ヴォーカリスト”Rod Stewart”をスカウトし、”(第一期)Jeff Beck Group”を結成。
Jimmy Pageも作品制作に参加し、そのコンセプトに共鳴。
Chris Dreja脱退後にマルチ名手John Paul Jonesを迎え、ラインナップ変更等紆余曲折後にかの”Led Zeppelin”を結成しシーンに衝撃を与える事となります。
(Jeff Beckは「アイデアの盗用」と激怒。Jeff Beck/Rod Stewart/Tim Bogert/Carmine Appiceという”対Led Zeppelinバンド構想”を練る事となります.........................................)
さて曰くありげのCD「Live Yardbirds featuring Jimmy Page」ですが、ハーフオフィシャル盤の模様。
しかし!こちらの音源はマスターテープからのもので、加えてリマスターがなされている模様でございます。
1968年3月30日米国ニューヨーク・”Anderson Theater”での実況録音となります。
リリース当時、「音が悪い」という事でJimmy Pageが回収を指示した事は良く知られた事実。
そもそもプロデューサーのミッキー・モストが観客の声を無駄に重ねた為に作品の印象が悪くなった感がございますので、音質と言うよりはむしろ制作の問題ではなかろうか?と。
スタジオとは異なり、生き生きした演奏が聴かれる事がミソ。
但し、バンドの音楽性や故Keith Relfのヴォーカルを含め他三名の技量や音楽個性が次の時代に向けてのJimmy Pageの考えと合わなくなってきており、後のバンド解体を伺えるものでもございます........................................
Jimmy Page全盛期の演奏でございますので非常な聴きものであると共に案外公式なライヴ音源がJeff Beckと共に少ないミュージシャンでもございますので、非常に貴重なもの。
The Yardbirds三羽ガラスと(日本で)言われ、三大ギタリストと称されるJimmy Pageでございますが、Eric Clapton/Jeff Beckに比べれば演奏力が..................と揶揄されますが、フレーズのセンスは抜群。
後のLed Zeppelinでの名声が伺える演奏でもございます.....................................
現在では今作の観客ノイズのオーヴァーダビング前の音源が発見されJimmy Pageの再制作でリリースされておりますが、収録楽曲が増えているもののこちらは故Keith RelfのMC等が削除されているというもの(CDでは一部明らかに制作ミスと思われる箇所が......)。
何をか言わんや、でございます...............................................
また、後の名曲の元ネタも聴かれます。でもいつまで入手出来るやら.......
紙ジャケットSHM-CD仕様盤は入手が困難。この機会に是非。
注:配送方法は変更の場合がございます。宜しくお願い致します。
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