ラヴェル カンタータ アリシオーヌ アリッサ マリアナ ニコレスコ ドゥニーズ 極美品 世界初録音 稀品 1987 リッツォーリ盤 西独製 アリキュオーネ アリサ

ラヴェルのカンタータ “アリシオーヌ” と “アリッサ”です 。このタイトルを見られて この欄を開かれた方の為の品と言って良く… 少し捩って言えば “マニアによる マニアの為の……” と言うべきCDだと思います。数多い中ですので、他にもその様に呼びたくなるCDは いくつか無い訳ではないですが、この品はその最右翼 と言えるかと考えます。
先ずは曲目。あのラヴェルが 若手の登龍門の “ローマ賞” に応募するにあたり、本選用に作曲したカンタータ２曲です。コンクールの課題曲ですので 色々と条件があり、ご本人の気乗りも薄く けっきょく落選。初期作として陽の目を見る事もなく 永く埋もれていた両曲の、これは “世界初録音” との事です。このあと 他社による録音も無くはない様子ながら、結局はまた埋もれてしまった様で…。
次に演奏。“マリアナ ニコレスコ” をご記憶の方は かなりのマニア…オペラ通だと思います。ベルリーニとドニゼッティの秘曲の全曲が各１組とフィガロのマルチェリーナの録音などあり。どなたかの代役で来日も果たし シモンのマリーアを歌ったはずで、かなりの評価を得ていた方だと記憶します。
レーベルが “リッツォーリ” 。当時の新興の会社でしょうか。選曲が会社の企画なのか 歌手側の希望なのかは分かりませんが、かなり攻めた製作方針だったことが窺えます。
なにぶん 凝りに凝ったCDである事は確実で、“効率” “効果” を重要視する世の中に、極一部のみを ピンポイントで狙った盤が存在するだけでも 頼もしい限りです。大手レーベルの巨大な企画から外れた こんなCDが存在するお陰で、コレクションする楽しみも倍増するのではないかと考える次第です。
現在では 流通する品ごく少なく、稀品と言えるCDらしいです。オペラファンのみならず ラヴェルファンの方にも是非お勧めしたく思います。コピーライト1987年 西独製。初出の折に 東京のショップで見つけて 小躍りした記憶があります。

極美品です。本体 開封時のままに綺麗です。プラケースに小コスレ有ります。私はそのようには扱いませんので、これは生来のものだと思います。当然 オリジナル品で全体に堅牢で重いです。

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クリックポスト 185円 （ 本 形状により複数冊 CD 1枚物ケース4個 2枚物ケース2個程度 同梱可能）

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