スザンナ・パルチェ（Susanna Partsch）著・解説、「パウル・クレー（Paul Klee 1879 1940）」です。図版の大きな大型本（30 x 23 x 0.8 cm）、95ページ。ベネディクト・タッシェン出版（Benedikt Taschen）刊、日本語版（森木和美訳）。状態は、全般にかなり良好です。送料はクリックポストで185円です。　

★内容：　パウル・クレーは、カンディンスキーらとともに「青騎士（der Blaue Reiter）」を結成し、バウハウスでも教鞭をとった。その作風は表現主義、超現実主義などのいずれにも属さない、独特のものである。多くの作品、重要な美術理論書を残した、クレーの生涯と代表作を鑑賞する。

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★パウル・クレー（Paul Klee、1879 - 1940年）は、20世紀のスイスの画家、美術理論家。ベルン近郊生まれ。ミュンヘン美術学校に学び、当時の前衛的なグループ「青騎士（der Blaue Reiter）」に参加、カンディンスキー等と交流する。初期は神経質でありながらダイナミックな線描で知られ、のちに豊かな色彩を用いた作風へと変遷した。チュニジア旅行（1914年）が色彩開眼への転機とされる。キュビスムやシュルレアリスム、抽象などの様々な要素を消化し、線と色彩の効果が十分に発揮された高い精神性を持つ独自の画風を確立。1921年よりドイツの近代デザインの学校であるバウハウス（Bauhaus）で教鞭を執り、理論家として多くの作家に影響を与えた。その講義内容やエッセイを収めた『パウル・クレー・ノートブック』、『造形とデザイン理論』等は重要な近代美術理論書の一つとされる。スイスのベルンにクレー財団が設立され、2005年には約4000点の作品を収蔵したパウル・クレー・センター（Zentrum Paul Klee）がオープンした。

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