〔一点物〕タンカ - 十一面千手千眼観世音菩薩[83cm x 59cm]の説明

■十一面千手千眼観世音菩薩

この千手千眼観世音菩薩は全ての功徳を持ち、多くの手と眼で苦しみから開放し、地獄の亡者ですら救うという非常に慈悲深い観音として有名です。

1.000本（千は無数を意味する）の手はありとあらゆる方法で人々を救い、1000の眼はどんなにか弱い存在でも見逃さないう意味があるようです。

千の手と目は、どんな人達でも漏らさず救済しようとする広大無限の慈悲の心を表しています。

■タンカとは

タンカとはチベット仏教の教えを目に見える形にすることでその教えを理解しやすくすることを助けるもの、そしてチベット僧の重要な行いの一つの「瞑想」の手助けをするものです。

タンカの図柄には色々なものがありますが、代表的なものにはチベットの高僧であるミラレパを描いたものや、千手観音などの神様を描いたもの、そしてヤントラやマンダラと呼ばれる図形を描いたものがあります。

私たち日本人にとってはマンダラなどの図形を書いたものが人気ですが、本場ネパールやチベットでは神様を描いたものが人気なようです。