モーツァルト セレナード13番アイネ・クライネ 6番 セレナータノットゥルナ/ディベルティメント1.2.3番/クラリネット五重奏 ブラームス クラリネット五重奏 ベールマン クラリネットと弦楽のためのアダージョ 極美品 ボスコフスキー ウィーンモーツァルト合奏団 ウィーン八重奏団 邦盤 邦語解説

ボスコフスキーとウィーンの音楽家による モーツァルトの管弦楽曲と モーツァルトとブラームスの室内楽曲の2枚です。ボスコフスキーを中心とする小規模の楽団や室内楽団は、基本的にはウィーンフィルのメンバーにより組織された団体であった訳で、昔から “小型のウィーンフィル” と呼ばれていたのはとても適切な表現だったと感じます。ウィーンフィルの各パートで顔も名前も売れている奏者たちならば、演奏のクォリティーは言うまでもなく 興行的にも盤石に違いなく、このあたりには演奏家としてのクレヴァーさが際立ちます。

・モーツァルト セレナード13番アイネ・クライネ ・ナハトムジーク 6番 セレナータ・ノットゥルナ ボスコフスキー指揮 ウィーンモーツァルト合奏団 録音1968.10（13番） 1976.3（6番）
・モーツァルト ディベルティメント1.2.3番 演奏同上 録音 1978.3
・モーツァルト クラリネット五重奏曲 イ長調 アルフレード ボスコフスキー（cl） ウィーン八重奏団員 録音 1961.4
・ブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 演奏同上 録音 1963.10 付ベールマン（伝ワーグナー）クラリネットと弦楽のためのアダージョ

ウィーンのモーツァルトはやはり別格だと言えましょう。“別格”は、特別に“格 ランク”が高いと言う意味ではなく、“他のどことも異なる魅力を備えて 断然ユニーク”という事なのだろうと考えます。
私も ウェラー・ウィーン室内合奏団のモーツァルト集や ベームの3度目のコジ（ライブ盤）など 堪らなく大好きです。更には…1950年代のデッカのオペラ４曲が いまだに生命を維持し続けているのが良い例で、その後70年以上 あまたの後継盤が次々に廃盤になり 放置されたままなのを尻目に デッカ盤だけは 時折りひょっこりと復活を遂げているのは…奇跡とも七不思議とも 言おうかたなき“現代の謎”。突出した歌手が居るわけではなく それでも要するに“魅力的”で… 普段の会話を耳にする様な自由さが何とも心地良いのは “自然の理”なのだと納得がいきます。

この２枚は 分売になっていたものを私がセレクトして求めていた品です。特段の意味はないのですが、今回は ボスコフスキーつながりで…。
共にユニバーサル盤。ほぼ発売時に求めたと記憶します。詳しい事情は知りませんが、この少し前の時期まで “ロンドン=デッカ”盤は、キングとポリドールの双方から分かれて発売がなされていました。のちに“キング”発売が終了し “ユニバーサル”に統一されたのがちょうどこの頃で、待ちかねた様に “ユニバーサル”から大量の廉価盤がドッと発売された事を思い出しました。

極美品です。2001~2年頃 求めました。本体 ケース リーフレットとも開封時のままだと思います。

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