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【詳細】
サイン本 初版帯付 宮内悠介 エクソダス症候群 東京創元社刊
2015年6月30日初版 東京創元社発行 帯付 サイン入り
日本SF大賞、吉川英治文学新人賞、三島由紀夫賞受賞の著者がおくる長編!
舞台は火星開拓地、テーマは精神医療史
すべての精神疾患がコントロール下に置かれた近未来。10棟からなるその病院は、火星の丘の斜面にカバラの“生命の樹”を模した配置で建てられていた。ゾネンシュタイン病院――亡くなった父親がかつて勤務した、火星で唯一の精神病院。地球の大学病院を追われ、生まれ故郷へ帰ってきた青年医師カズキは、この過酷な土地の、薬もベッドもスタッフも不足した病院へ着任する。そして彼の帰郷と同時に、隠されていた歯車が動き始めた。25年前にこの場所で一体何があったのか。
宮内悠介
1979(昭和54)年東京生れ。1992(平成4)年までニューヨークに在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2012年の単行本デビュー作『盤上の夜』は直木賞候補となり、日本SF大賞を受賞。2013年、『ヨハネスブルグの天使たち』も直木賞候補となり、日本SF大賞特別賞を受賞。同年に「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。2016年、『アメリカ最後の実験』が山本周五郎賞候補になる。2017年、『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞、前年芥川賞候補となった『カブールの園』で三島由紀夫賞を受賞。2018年、『あとは野となれ大和撫子』で第49回星雲賞(日本長編部門)受賞。2020年『遠い他国でひょんと死ぬるや』で芸術選奨新人賞受賞。そのほか『偶然の聖地』『黄色い夜』『超動く家にて』など著書多数。-
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにヨレは御座いますが、概ね良好です。
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