筐体樹脂製。

ズームではありません。

単眼鏡。

他社他機種と比較して優れた特長は、

片手で操作できるクイックピント機構。

細かな視度調整リング。

その他、ミザールテックさんの製品WEBページでご確認ください。

新品保管中のパッケージ破損品です。本体および専用ケースは新品です。B 級品でもありません。新品合格品です。そのため、パッケージおよびストラップ、カラビナ (フック) は付属しません。パッケージは、取り扱いメーカーで、送料節約のため処分したそうです。数に限りがあります。視界9度で広い視野とのことですので、正立ファインダーとして、使えそうですが、取付に工夫が要ります。もちろん、十字線はありません。

一般に倍率が高い方がいいと思われますが、倍率は10倍程度までが、手持ちで快適に見られるものです。倍率が高まると、視野が狭く、暗くなり手持ちでは使いにくいです。双眼鏡、天体望遠鏡選びでも同様です。高倍率をうたっている望遠鏡は注意が必要です。倍率が高い望遠鏡は、対象物が動くものについては、追いきれません。倍率を上げても細かいところまで見えるわけではありません。対物レンズの口径の性能以上に倍率を上げても像はボケて崩れるだけです。口径(対物レンズ直径ミリ単位)×2倍程度までです。いろいろ見解が分かれますが、例えば最高倍率は、口径100ミリで200倍程度までです。望遠鏡のレンズや反射鏡は、その表面精度や地球上の大気の透明度、流れ(揺らぎ)に影響されることは、言うまでもありません。空の条件で、最高倍率が掛けられる日は、日本においては、経験上、写真でも眼視でも、1年の内ほんの数日しかありません。メーカーや分解転売ヤーの喧伝に惑わされてはいけません。

この製品は、月はキレイに見えました。月の周辺は青っぽく見えません。月の周辺が青っぽく見えるかどうかがレンズの色収差補正の指標になります。双眼鏡、望遠鏡選びの参考にしてください。このMD-718は、口径も小さく倍率も小さいので、周辺像の歪みなどは、気になりません。

リンク許可は取ってあります。説明書はそこにあります。

キャンプ、コンサート、釣り、ハイキング、登山、旅行、マラソン、スポーツ観戦などに、お勧めです。天体望遠鏡メーカーですので、品質は心配いりません。

また、

カメラは、エプソンL-500V  手持ちでリレーレンズ方式で撮影しています。カメラレンズの収差も含まれると思います。

デジカメ側---マクロ撮影、近接モードの望遠側。

約最短近くの対物から77センチ(実測値)で大体ピントを合わせています。

計測紙は、コクヨ-小林記録紙 片対数グラフ用紙です。

説明書は、約1メートルからと書いてありますが、約70センチから合います。ピントレバーと視度調整ピントリングであわせます。反対に無限大はピントレバーいっぱいでは、ボケます。少しレバーを戻すと合います。近接と無限に少し余裕があるようになっています。夜のネオン、明るい月などはハレーション(ゴースト)が気になる場合があります。レンズフードをつけたりする必要があるかもしれません。しかし、この値段ですので、ED(=SD) レンズと比較しても勝てるわけがありません。アクロマートレンズで、たぶん日本製ではない(中国製)と思います。実際メーカーは確かめていません。観光地のぶら下がり品とは違って作りはしっかりしています。

目視では、方眼はクリアにピントは合っています。

真ん中、中央の右の紙のクボミも確認できます。

私も車に1本積んでいます。福井県の恐竜博物館で見学に使いましたよ。よく見えて観察できました。

月とか星も見てください。きれいに見えます。仲秋の名月もきれいに見えます。また三日月より小さい月を夕方西の低い空、朝方東の低い空に見てください。月の影の部分、太陽の光を反射した地球の光がその暗部を照らして、暗い部分が見えます「地球照」と呼びます。幻想的です。できるだけ見かけ上、理論的に太陽に近い月に見える現象です。大気の影響を大きく受けますので、済んだ秋空がいいです。日の出時は、すぐ太陽が昇りますので、誤って太陽を導入しないように、夕方日が沈んでからの観望を強くお勧めします。この単眼鏡を買わなくも小さな望遠鏡でもファインダーでもきれいに見えます。