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Product Name / 商品名
中村澄子作 八重山上布 着尺
About / 八重山上布について
澄み切った大気と、どこまでも続くサンゴ礁と鮮烈なエメラルドグリーンの海に囲まれた石垣島で織られる八重山上布は、白上布とも呼ばれ、白地に焦げ茶の絣模様がかもしだす軽やかさと清涼感が特徴です。手績みの苧麻糸で織り、白地に点々と飛ぶ茶褐色の絣模様は、青い海と太陽の光のなかでくっきりと際立つ楚々とした美しさがあります。海晒しをすることによって生まれる真っ白な地に器物や動植物、自然現象を抽象化した絣文様が特徴的です。海晒しで生まれる深みのある苧麻の白地に、さび色一色のみの潔く美しい模様を描きます。その美しい茶絣は、日本各地の織物を見渡しても比類のないものであり、上布の摺り込み絣は日本で最も古い歴史を持つものと言えます。
白地に茶絣、盛夏に涼感を誘う白上布は、八重山地方の伝統織物として古くから受け継がれてきたものであり、また、原料である苧麻、染料となる植物に加え、天日乾燥、海晒しという工程をも含めたすべてが、島の太陽と自然、海の恵みを最大限に受けて生まれる織物です。
染色技法として摺り込み捺染と括り染めが用いられるが、摺り込み捺染の技法が使われるのは、数多い沖縄の染織の中でも八重山上布だけ。茎から繊維を取りだして苧績みをする作業は、大変根気のいる仕事であり、高齢化に伴って績み手と織り手が年々少なくなっています。現在績み手の数は限られており、績み手と上質の細い糸の確保は深刻な問題となり、現在も糸不足の深刻な危機にあります。
八重山上布の特色は、色合いのほかにも、着た時の「麻」の感触にあります。沖縄の麻は苧麻であり、苧麻を沖縄では真苧、真の繊維と呼び、繊維が細くそろい、白く気品があります。宮古上布のなめらかさや芭蕉布のきっぱりとした張りともちがう、苧麻のいきおいのいい生気というべき、独自のはっきりした個性を持つ。細く長く、透明な糸を生み出す苧麻は、自然の植物繊維のなかでも最上質の素材として、繊細な績みと織り技が競われてきました。古来より、権力者の夏の衣裳として苧麻が用いられた例も多く、「上布」と称されるように、細く美しく績まれた糸で織られた苧麻布は、貢納布として極上の品質を誇っていました。現代においてもその製作過程は変わらず、苧麻の繊維を一本一本、髪の毛よりも細く裂き、裂いた繊維の先と根を合わせて指先で撚りをかけながらつなぎます。一日に績めるのは7グラムがやっと。人の手によって、途方もない手間暇をかけ、苧麻の茎から採られ績まれた糸は、しなやかな強さとみずみずしい冷ややかさをその布地に残しています。
Artist / 作者について
中村澄子さんの白上布の染料は、ただ一種で、紅露という芋の濃縮液を摺り込んで捺染します。紅露は、石垣島と西表島の山奥のみに自生する暗赤色の大きな芋。捺染による絣手法も、茶絣上布も、唯一ここだけで受け継がれてきたものです。捺染は一つひとつ摺り込み手仕事であり、ツバメ、入道雲、かんざし、鋤・・・織り込まれるすべての模様が、かつての八重山の日常生活のなかから作り出され、絣模様の世界に昇華された、究極のデザインです。父の池城安裕さんは、八重山上布の織り手の名手として知られており、戦後八重山上布の復興に力を尽くした人です。中村さんの使う八重山式高機は、父から譲り受けた戦前から使われているもの。百年以上使っており、風合いよく織り上がるうえ、機全体が短く経絣のずれが少ないよう工夫されている。模様や織りは父の代から叩き込まれて、中村さんの身体にしっかり伝承されています。ありふれた模様は織りたくない、八重山上布はこれだ、と父が語った絣模様を、細くていい糸を選んで、納得の上布を織りたい、と上布ひと筋に精魂込めて日々を送ってきました。八重山上布の、清らかで静謐な趣の中に、厳しい歴史を生き抜いてきた伝統と、それを守り抜いてきた人々の情熱が脈打っています。
図案から染め、織り、仕上げまでを一人で担う八重山上布を作るには、原料となる苧麻作りから始まり、苧麻を細かく裂き結びつなげて糸を績む等、細かく根気がいる作業の連続です。一つ一つを手作業で行い、そのどれも気が抜けない上に、長い経験も必要とされます。細くていい糸を選びぬき、納得のいく上布を織りたい一心で、気の遠くなるような時間と苦労を経て、一糸一糸に思いを込めて丁寧に織り上げます。
Artwork / 作品について
苧麻から糸をとり、撚りをかけ、手作業で一つ一つ捺染し織り上げていく八重山上布は、すべてを太陽と海と大地から人の手で作り上げる、”自然を着る布”です。夜は糸の管巻き、昼は布を織る。よい天気の日には屋外で布を干す。八重山上布を一貫して工房で制作するには、さまざまな工程がいつでも待ちうけています。一つでもおろそかにすると、布は織れない。
八重山上布の制作工程は厳しいものであり、連日徹夜の作業が続くこともあります。
「夜は糸の管巻き、昼は布を織る。よい天気の日には屋外で布を干す。八重山上布を一貫して工房で制作するには、さまざまな工程がいつでも待ちうけています。一つでもおろそかにすると、布は織れないのです」
「中まで紅露液をいかさんと。一ミリでもずれたら、それはもうだめ。使えない。」「ツバメの肩の羽を、丸くするなら針を一ミリずらしてつける」「紅露が散らないようにつけないといかんよ」ほんの少しのずれ、気の持ち方、集中の途切れが絣を左右するため、緊迫した空気の中での作業が続きます。
苧麻をしめらせつつ細さをそろえ、よりをかけ、機結びで一本につなぐ苧績みの過程で、苧麻は生成り色にかわってゆく。苧績みのあとのきなりの色が苧麻本来の色であり、八重山の白上布の「白」なのです。
糸車でかける“より”ではなく、手のなかで“あまより”する糸。経糸のよりは強く、緯糸は甘い。同じ苧麻が役割に応じて使い分けられる。毛羽立っているところを撚り、端までくると、もう一本の苧に撚りかけて巻きつけ、長い一本の糸にしていく。気が遠くなるような作業の連続となります。糸を績むには、高い湿度を保たなければならず、湿度が五十パーセントを切ると乾燥して糸が切れやすくなるため、三十五度の酷暑の中、黙々と作業を続けます。苧の茎一本から一グラムの糸ができるとしても、四百本から六百本で大体一反分が織り上がります。
あらかじめ模様の位置を厳密に計算した後、経糸、緯糸べつべつに染めなければ織りの段階でずれてくる。一人の織り手が染めから織りまでを通して仕上げるため、伝統と基本を押さえたうえで染めとデザインは織り手のセンス次第となり、織り手は一人一人が染織作家となります。
潮晒しされた八重山上布は、強さを増し、冴えた色味と艶を得る。八重山上布が、苧麻ならではの澄んだ地色に清逸な絣柄を描き、静謐と趣をたたえながら、深く人の心を打ち、残り続けてきたのは、すべてを自然の中から人の手によって作り出し、丁寧に時間をかけて作り上げる手技と職人の魂の結実です。
Condition / 状態
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No.103.003.008