茶托 白木 欅 木製 ５枚組 揃 未使用 丸形 無銘 煎茶道具 ３寸 三寸 けやき 紙供箱 煎茶 煎茶器 茶たく 托子 茶台 茶器 茶道具

白木の木製茶托です。現在出品中の “黒塗三寸茶托” と同時入手で 出来も体裁も同一だと思われます。基本事項は共通ですので 同文を再掲いたします。
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入手は10年ほど以前のことだと記憶します。小振りが可愛らしく とても華奢な印象の品で、寸法からの判断で煎茶用の茶托かと考えました。私は“お茶”は不調法なのですが、ちょっとだけ別の使途を考えて 一時期“木製茶托”のみを数組求めました。これはその折のひとつです。何組かを実際に手にすると、材質により 塗りにより 大きさにより 雰囲気も世界もガラリと変化する事が目の当たりで、日本ならではの繊細さ 奥深さに舌を巻いた事を思い出します。
歴とした専門店で求めましたので、品物は確かだと思います。購入の際の詳しい説明は 残念ながら忘れてしまいました。専門店の常として 紙供箱には“符牒”の様な文字が並びます。その全てを解釈することは不可能ですが、私には茶托に関する知識がありませんので、箱の文字を頼りに一応のご紹介を試みたいと考えます。
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紙供箱に“白”の文字があります。“黒”が “黒漆塗”かどうか判断が難しいのとは対照的に、これは“白木”の意味で間違いないと考えられます。他には “ケヤキ”の文字。“導管” の目立つ木目ですし 材料が “欅” である事も確実だと思われます。
なにぶん “白木” ならではの魅力が全開です。陰陽とか 昼夜とか 表裏とか 軽重とか … “黒塗”とは全く対照的な世界が出現して目を見張ります。茶托上面の木目の穏やかさに引き比べて 裏面はとても野生的 躍動的に感じられます。木地師は 板の表裏の使い分けに厳格だと聞き及びますが、ここらは 木地師さんなりの選択眼であり趣向であり、 “白木” なりの面白さだと言えましょう。“白”にしろ“黒”にしろ 突き詰めた究極の美に溢れて ともに素晴らしいと思います。
“白木” は保管面では “カビ” が懸念される訳ですが、この場合は 全くその気配も痕跡も感じられません。あるいは“拭き漆”的に 薄く何かで処理が施されているのではないかと考えます。
白木ですので これからの時期に最適だと考えます。
お茶のお道具類は、流儀により 材質により 塗りにより 場面により 用い方は様々です。お詳しい方に手に取って頂ければ幸いです。写真により大様のご判断をお願いいたします。

未使用品です。大変に綺麗で良い状態だと思います。全く手も触れていない…という意味ではありませんが、扱いには注意を払ってきたつもりです。供箱も良い状態ですが 若干の黄変 小シミなどの経年感があり、店内で経た年月の嵩が窺われます。なにぶん 紙ゆえの事とお承知おきください。

概寸 外径 9.1cm×内底径 4.5cm×h 1.8cm

かんたん決済 支払い方法はかんたん決済のみです。 かんたん決済の期限内（落札後5日以内）に決済可能な方のみご入札ください（領収書はお出ししていません）。

レターパック 520円
定形外 　　　350円
ゆうパック 60サイズ 持込料金 （運賃180円引 局営業日の発送です） 60 80サイズは持込発送です。

定形外などの普通便は、発送まで若干の時間が生じる場合があります。補償・追跡もありません。臨機応変に対応はいたしますが、基本的には箱内外を緩衝材でガードして封筒で発送をいたします。