大竹英雄／林海峰、両実力者による日本棋院新書の入段／昇段編2冊セット；　 ①「強くなる布石の心得」（大竹英雄著）、 ②「差をつける定石活用法」（林海峰著） の2冊です。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です（※通常の厚みの新書は、合計１㎏を超えない範囲で計3～4冊程度まで同梱可能です）。　

★内容：　
①「強くなる布石の心得」 ：　布石のそれこそ「ツボ」というべきものを20項目精選し、はっきりと具体化。20の項目を布石の心得として最初にあげ、なぜそうなるのかを解説。「布石の段階ではあまり石が接触しないので、一面おだやかで安心していられますが、反面、どこへ打つのが大きいのか、よくわからないという悩みがあります。ばく然としていて、価値判断の基準がつかめないからです。だからといって、布石に無関心でいては上達はのぞめません。なんといっても布石は一局の土台なのですから。布石は確かにばく然とはしていますが、その中にもツボというか、だいじな事柄がいくつか隠されているはずで、それらいくつかのポイントがわかれば、布石はもっともっと上達するに違いないと思います。本書では布石のそれこそ「ツボ」というべきものを20項目精選し、はっきりと具体化しました。 一応3つの章に分けてありますが、とくに大きな色分けではありません。できれば20の項目を、格言のように親しみ、おぼえていただきたいと思います（事実、古来からの格言も2、3入っていますが）。そうすれば価値判断の基準がいろいろ身につき、布石のよしあしがよく見えるようになるでしょう」（大竹英雄）

②「差をつける定石活用法」：　「定石を身につけることに関しての理想をいえば、できるだけたくさんの定石を知っていて、しかも、実戦の布石でそれらを自由自在にあやつることでしょうが、アマチュアのみなさんにとって、そんなことは無理な相談でしょう。どんな定石を一つとりあげてみても、それを深く理解するのはたいへんなことですし、布石との関連となるとさらにむずかしさが加わります。本書の目的は、定石をいかに活用するかですが、定石の数と取り組むのはやめにしました。碁で 「広く浅く」という知識はあまり役に立ちません。それよりも一つのことをよく理解し、あとは応用にまかせるほうがいいのです。そこで第1章では、定石の花形「二間高バサミ」から代表的なものを選んで、多角的に研究することにしました。二間高バサミ定石はいちばん変化が多いし、これをよく理解していればほかのいろいろな定石にも応用が利きます。第2章は定石活用の練習で、一応テスト形式にしました。ここでは一般の定石も扱いますが、第 1章をよく読まれれば楽しいものになるでしょう」（林海峰）

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