石川 賢(漫画家)
孔雀王 いつも読ませていただいております。 いやー、何と言っても 魔物 魔界 これにつきますね。荻野さんの描く 魔物は強くてドロドロしてて、それでいて ちょっと悲しい まるそこがいいんですよ。 この世のものじゃない、わけのわからない 魔物を相手に戦うっていうのは、 自分でも結構好きな話でよく描くんですが 当店 なかなかこうはいかないんですね。これからも頑張ってください。

〈4巻までのあらすじ〉
今世紀最高のデザイナー トーテン アルファード ツェペシが 日本でファッションショーを開いたのは世界一美しい花を持つ日本女性の生皮を手に入れるためであった。呪術 軍団 裏高野の女人堂主人、月読の頼みで破門された蓮華の見張りを頼まれた 孔雀は、 ツェペシとの戦いに巻き込まれてしまう。ツェペシの正体は500年以上生き続ける 吸血鬼の最高王、ヴァンパイア・マスターだったのである。 一方、大英博物館から、吸血鬼 集団によってテスカトリポカの仮面を奪われたことを知った バチカン 法王は、聖戦士 マルコを日本に送り、孔雀の助けを書いて 吸血鬼どもを倒すことを命じた。 しかし、ツェペシの魔手は裏高野にまで伸びていたのである。 世界を 吸血鬼の王国にするために必要なのは、すでに手に入れたテスカトリポカ の 仮面と美しき 霊能者、月読の生皮であった。 異変に気づいた 孔雀とマルコが救援に向かった時すでに遅し、 月読はツェペシの手によって連れ去られてしまったのだ…。