【英語洋書】 
シリアの古代都市 パルミラ南東部の墓地遺跡 AとC：
1990年〜1992年の調査 
『Tombs A and C southeast necropolis Palmyra Syria : 
surveyed in 1990-92』

1994年発行
Takayasu Higuchi (樋口隆康), Takura Izumi (泉拓良) 編
Reseach Center for Silk Roadology (シルクロード学研究センター) 刊
x, 169 p., [82] leaves of plates　　30 cm　　ペーパーバック　　ISBN：4916071239

●シリーズ名：Publication of Research Center for Silk Roadology 
(シルクロード学研究センター刊行物), v. 1

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■コンディション
表紙の背に若干ヤケ・端の一部に小スレ・一部にシワ等、経年による傷みがあります。
また小口上部に5cmほどの薄いくすみ汚れがあります。
本文は特に問題はありません。

●パルミラ
　シリア・アラブ共和国中部のホムス県にある都市遺跡。
シルクロードの隊商都市として発展したシリアを代表する遺跡の1つ。
　1980年、国際連合教育科学文化機関（ユネスコ、UNESCO）の世界遺産（文化遺産）に登録され、
21世紀初頭までローマ様式の建造物など多数が残っていましたが、シリア内戦の治安の悪化により、
2013年に危機遺産とされ、2015年から2017年にISIL (IS) による破壊を受けました。
こちらの調査は1990年から1992年で、破壊される前の貴重な資料となります。

●樋口 隆康 (ひぐち たかやす、1919-2015)
　考古学者。京都大学名誉教授。
1959年以降、京都大学学術調査隊に参加してインド、アフガニスタン、パキスタンなどの
仏教遺跡を調査しました。
　泉屋博古館館長、奈良県立橿原考古学研究所長。シルクロード学研究センター所長など。
　著書に『インドの仏跡』『バーミヤーンの石窟』など。

●泉 拓良 (いずみ たくら、1948年生まれ)
　考古学者。京都大学特定教授。奈良大学名誉教授。
先史時代の考古学が専門。
　著書に『縄文土器出現』『日本の時代史 倭国誕生』など。

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