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径 26cm　高 11cm

大阪・島田硝子製造所の向島文一氏が昭和前期に製作した黒紫ガラス盛器。
黒ガラスに見えますが、光を通すと赤紫に見えます。
型吹き込みで、小さな円形の出っ張りを作り、その円形の部分を研磨して
その中により小さな円形をグラインダーで彫って「つぼつぼ紋」 に仕上げています。
光を通すと複雑な効果を生み出します。
口辺部と底部も丁寧に研磨されています。
見込みと底部に細かいスレがあります （最後２枚の画像参照）。

共箱の蓋に【黒紫硝子盛器】の墨書があります。
展示会のラベル付きで【株式会社 島田硝子製造所 向島文一 ￥５５ と買約の印」とあります。

島田ガラス（大阪市）、明治２１年４月、島田孫市により創業。 昭和２４年６月現在営業中、
社長 島田一郎　（杉江重誠著　『日本ガラス工業史』　昭和二十五年発行　P142 より）。
島田硝子製造所は明治・大正期の大阪を代表するガラス会社です。

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14時～16時
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18時～20時
19時～21時
20時～21時