ガーシュウィン ラプソディインブルー パリのアメリカ人 キューバ序曲/コープランド 市民のためのファンファーレ アパラチアの春 /ホルスト 惑星/J.ウィリアムズ スターウォーズ マゼール クリーヴランド管弦楽団・メータ ロスフィル 2枚組 極美品 ロンドン 邦盤 邦語解説

マゼール・クリーヴランドのガーシュウィンと メータ・ロスフィルのコープランド/ホルスト/ジョン ウィリアムズ の2枚組です。CD用にコンピ化された結果 多少の異動 やり繰りはあるものの、主要曲は LP初出時のままで、いずれもけっこう話題になった 評価も高かった名演奏ばかりです。20世紀のこうした音楽を ヨーロッパのクラシック専門のレーベルが採り上げること自体が珍しい時代だったせいもあり、録音ニュースを見て “デッカがこんな録音をするのだ”と驚いた事を思い出しました。メータの“惑星”だけは少し前の録音で、そちらはすでに“レコードアカデミー賞受賞”の名演として有名でしたし、同じ指揮者とオケによる…更には 同世代のキレモノ俊英と名門オケによる録音が大いに期待を抱かせたのだと考えます。

・ ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー/パリのアメリカ人/キューバ序曲 1974.7. 録音 マゼール クリーヴランド管弦楽団
・ コープランド 市民のためのファンファーレ/アパラチアの春 組曲 1976.7. 1977.8.録音 メータ ロスフィル
・ ホルスト 惑星 1971.4.録音 メータ ロスフィル
・ ジョン・ウィリアムズ スターウォーズ 組曲 1977.12.録音 メータ ロスフィル LPには“未知との遭遇”も併録されていたはず 映画音楽をゴージャスなフルオーケストラで…という企画でしょう

“惑星”には 有名なカラヤン・ウィーンフィル盤や初演者 ボールトによる盤などの先行例があったものの、その他のアメリカの作品については CBSやRCA以外での録音はこの辺りが（一番ではないものの）“嚆矢”ではないかと考えます。まだ 作曲者や初演者が健在だった時代なので当然ですが、この後に 続々と“新録音” “再録音” が連なり ちょっとした驚きでした。“新作” が “有名曲” になり “古典” になっていく過程が目の当たりで、時代の流れを感じさせました。

ロンドン・デッカレーベルの シリーズ品。2001~2002年頃の購入だと記憶します。第48巻と第54巻ですので同時とは言えませんが、“同時期”は間違いないと考えます。詳しい事情は知りませんが、この少し前の時期まで “ロンドン=デッカ”盤は、キングとポリドールの双方から分かれて発売がなされていました。のちに“キング”発売が終了し “ユニバーサル”に統一されたのがちょうどこの頃で、待ちかねた様に “ユニバーサル”から大量の廉価盤がドッと発売され 目を丸くしました。

極美品です。2001~2年頃に求めました。本体 ケース リーフレットとも開封時のままだと思います。

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