1800年にSepp社によって開始されたオランダ固有の植物図版、Flora Batavaの出版は1868年には他社に引き継がれ1934年まで続きました。プリント総数は2240葉を数えます。多くの初期の図版はChristiaan Seppによって描かれ、説明文はJan Kopsによって書かれました。長い年月の間には挿絵制作の技法は当初手彩銅版画、次いで手彩リトグラフそして最後は多色刷り石版画と変化しました。単一の出版物にかように多彩な描写、彩色の技法が使われたことは非常に稀なことです。こちらは1828年にSepp社によって刊行された第5巻に収められている手彩銅版画、シラホシムグラ：Galium Aparineです。シートサイズ縦24.5センチ、横約14.5センチ。細かな描写がされています。希少、貴重なプリントかと思います。オランダ語、フランス語の説明文が附属します。額装にいかがでしょうか。他にもオリジナルアンティークプリントを出品しております。どうぞご覧ください。