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- 拍卖号: f5121226
开始时的价格:¥1663 (33000日元)
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インドネシア文化宮(GBI)は、2002年4-5月、並びに2003年4-5月、東ヌサトゥンガラ州アロール県政府と共催で、県都カラバヒで『アロール県工芸品博覧会』を開催しました。アロール島は、イカット(絣織り)で世界的に知られる小スンダ列島の中でも、国際的な観光リゾート地のバリ島に近い位置にあるフローレス島やスンバワ島、そしてスンバ島などと比べて、これまでその素晴らしさが見落とされてきました。やはり、小スンダ列島の“東の果て”という地理的条件がそうさせたのでしょう。しかしながら、その地理的条件がために、“観光化”されない伝統イカット製作がアロール島で守られてきたことも事実です。今や、ジャワ島生まれでありながら“フローレス島産”、“スンバ島産”と称する、いわゆるニセモノのイカットが、バリばかりか首都ジャカルタで売られていることは公然の秘密です。それらの多くが紡績糸と化学染料を使用しています。
写真のイカットは、アロール県の中でもアロール島の西隣に位置するパンタール(Pantar)島で織られた、手紡ぎ糸を使用し、自然染料で染められたイカットの古布です。青や黒は、ニラ(Nila=インド藍)から抽出し、黄色はカユ・クニン(黄木)、茶色はアカール・ムンクドゥ(Akar Megkudu)の根から、薄い赤色は古いマンゴの木の皮から煮出したものです。サイズは、約96 X 148cmでフリンジ部がおよそ13cm。
(注)長年使用され何度も水を通ったものですので、三枚目の写真からも分かりますが、片端に破れか箇所があり、また1 X 0.8cm大のホールが計四箇所見られます。予めご了承お願い致します。パンタール島の古布イカットは地元でも入手が極めて困難です。
インドネシア文化宮GBI=Graha Budaya Indonesia)は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。
インドネシア文化宮ブログサイト:https://grahabudayaindonesia.at.webry.info/