商品は、バンダイから２００６年に発売された『WING CLUB COLLECTION（ウイングクラブコレクション）Part.L4』より『ノースアメリカン Ｆ－８６Ｆ セイバー』のシークレットの『航空自衛隊 第１航空団 ４０１号機』なります。

  外箱開封済、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットとパーツ小袋もあります。

  銀色のベアメタル（ジュラルミン剥き出し）に黄色の帯は米軍機のＦ－８６Ｆの塗装じゃないの～。日の丸を付けただけでシークレットとは、ウイングクラブ手抜き～・・・ではありません。

  機首に『４０１』のマーキングがありますが、Ｆ－８６Ｆの４０１号機は、航空自衛隊の一番最初の戦闘機なのです（初期の航空自衛隊機は、このカラーリングです）。

  朝鮮戦争後、ソ連の脅威に備える為、アメリカからＦ－８６Ｆセイバーが供与されます。  昭和２９年に航空自衛隊が創設されますが、最初の機体としてＦ－８６Ｆセイバーの３０型が２０機、米軍から供与されます。

  ４０１号機は、米軍から供与されたＦ－８６Ｆの１号機になります。 静岡県浜松基地に設立された航空自衛隊第１飛行隊の１号機で、米軍機の塗装と似てるのですが、識別の為、黄色と黒の帯の幅が米軍機と違います。あと日の丸を付けてました。

  垂直尾翼の部隊マークは、黄色と黒のチェッカーになってます。

  後に三菱重工でライセンス生産されるＦ－８６Ｆは、翼端を延長して高速性能・低速性能を向上させ、速度もアップしたＦ－８６Ｆの最終型であるＦ－８６Ｆ－４０型。

  ４０１号機は、その１個前の型式である３０型だったのですが、後に４０仕様へと改造され、性能向上します。

  航空自衛隊がＦ－１０４Ｊに機種更新した際も４０１号機はスクラップにならず、偵察型に改造されてＲＦ－８６Ｆとして使用されます（この時、胴体側面にカメラを収めるスポンソンが追加される）。

  この塗装の４０１号機は、昭和３１年頃の浜松基地で航空団が創設された当初のＦ－８６になります。

  この塗装の航空自衛隊のＦ－８６Ｆ『４０１号機』は、ハセガワから１／４８のプラモデルが出てたので、塗装済みの１／１４４の模型としてはウイングクラブのシークレットしか存在しないよーな。とてもレアな機体になります。

 

  １／１４４なので全長は 約７．５ｃｍ。

  塗装済み模型ですが、タイヤの組立、増槽の取り付け、キャノピー（透明プラ製）の取り付け、塗装とマーキング済なので、デカールは貼りません（でも付属してる）。

  タイヤは格納状態と着陸状態の２種類が入ってるので、差し替えでどちらか好きな方を選べます。

  パイロットはコックピットに座らせます。

  機体全体を銀色（ベアメタル）で塗装してあります。

  完全塗装済みなので、模型作りで一番面倒で、身体にも悪い塗装をしなくても良いのが良いところ。

  塗りはかなりキレイです。

  透明プラの台座付き。

  写真の１枚目は、箱と中身全て。
  写真の２枚目は、斜めから。
  写真の３枚目は、ブリスターの上から機体上面。
  写真の４枚目は、ブリスターの裏から機体底面。
  写真の５枚目は、垂直尾翼のアップ。
  写真の６枚目は、ブリスター越しに機首のアップ。
  写真の７枚目は、リーフレット。

 

◆発送に関して。