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現時点で最高級品質の紅鮭と言えばこれになると自負しておりますが、説明すると長くなりすぎるので
詳しい商品説明をご覧になりたい方はページ下方にまとめて記載していますのでそちらをご参照ください。
1切れ約90グラム程度で、全部で24切れ程の切り身になっています。
配達日の指定、お中元、快気祝い等の”のし”や、お客様を差出人に、他の方への贈答用の発送等にも対応させていただきます。
大阪から、クール宅急便(冷凍タイプ)での発送ですので、送料は関西、中国、中部、山陰、四国地方などは「\1200」です。
(特別割引の適用を受けていますので、一般価格より¥300程お安くなっています。)
それ以外の地域の送料はページ下方に記載していますのでそちらで御確認ください
【 ご注意 】
※ 各個人で感じ方に大きな差異がございますので塩加減についてのご質問にはお答えできかねます。
(当方では「中辛塩」として販売し、補足として「昔ながらの元塩の「本チャン」に慣れている方なら
やや甘塩に感じると思います」と説明させていただいております)
よろしくお願いいたします。
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上記以外、関西、中部、北陸、中国、四国地方などは「¥1200」です。
商品説明 【 ロシア産 定置網漁 塩紅鮭 】
同じ「紅鮭」で、中には「産地」までが同じでありながら、味に大きな違いがあると感じた経験がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは現時点で「ロシア産 定置網漁 塩紅鮭」が紅鮭において最高の品質であると言える理由を説明させていただきます
《 紅鮭の品質の決め手となるポイント 》
【 漁獲された時期による違い 】
他の魚とは違い、鮭は川で生まれ、海に下り、そこで豊富な餌を捕食し大きく成長し、やがて生まれた川へと産卵のために戻ってきます。
どんな魚でもそうなのですが、産卵期には卵に栄養分を奪われて、身の方はやせてしまいます。
特に鮭は海水魚→淡水魚へと体質も変化し、川を遡上するのに体力を奪われ・・・と、取れる時期により味が全く違います。
【 産地による違い 】
紅鮭は大きく分けて「北洋系」(日本産・ロシア産)と「北米系」(カナダ産・アメリカ産)に分かれ、北洋系の方が美味とされています。
なぜかというと、地域による餌の豊富さや海水温などの違いによるところが一つと、北米系は帰るべき川の長さが短いため、さほど栄養を
蓄える準備が必要ないからだと言われています。
【 塩蔵加工法による違い 】
日本は主に漁獲した船上で塩蔵加工し凍結(元塩・沖塩)する方法、ロシアは漁獲した魚をそのまま凍結して持ち帰り、それを日本が輸入し
出荷直前に塩蔵加工し再凍結(丘塩)する方法が主でした。
元塩の方が塩回りも良く上物とされてきましたが、近年では減塩が好まれる傾向もあり、原料のまま凍結している方が劣化も少なく、丘塩の
評価が上がり、単に辛塩・甘塩の違いという認識に変わってきた傾向にあります。
以上を踏まえて・・・・・・
《 ロシア産 定置網漁 が最高品質であるわけ 》
【 おいしい時期とは? 】
先ほど述べたように、産卵期を迎える前、大海を回遊している最中が一番脂ののった時期ですが、それは初夏(6月中旬頃より1~1.5か月間程度)
日露漁業協定により、資源保護のため流し網漁が禁漁となった現在は、それに次ぐ一番脂ののった状態の紅鮭は定置網で漁獲されます。
つまり味の決め手となる漁獲された時期の違い=漁法の違いであるため、定置網漁によるものが特に脂ののった紅鮭ということになります。
【 日本産とロシア産の差は? 】
日本とロシアは初夏の流し網漁に関しては、全く同じ時期、同じ海域で操業していました。
つまりは原料となる魚自体は全く同じで、日本の船が獲った元塩の物が日本産(北海道産)、ロシアの船が獲った物を日本が輸入し
北海道で丘塩仕立てにしたものがロシア産となります。
まとめると・・・実は「流し網漁で獲った」という同条件化なら、日本産とロシア産の違いというのは「塩蔵加工の方法の違い」だけになります。
ただ、「操業していました」と過去形で書いたのは、平成27年度ロシアとの交渉が遅れた等の理由で日本産の漁獲高は7割減、価格にして3倍程
の値段に跳ね上がってしまい、気軽に手を出せる食材でなくなってしまった上に、平成28年には流し網漁自体が禁漁となってしまったためです。
【 今、現在の状況下では・・・ 】
7~8年前までは、一番いい品物は?と問われれば、沖獲りであることが大前提で、辛塩・濃厚なうまみが凝縮されているのなら北海道産、
甘塩・みずみずしいプリッとした食感を重視するならロシア産と、個人のお好みにより答えが2種類ありました。
ただ、現在は禁漁措置により、沖獲りの品物に関しては一般に流通することは無くなり、そのため北海道産は皆無になりました。
それに比してロシア産は原料のまま冷凍保存され、出荷直前に塩蔵加工されるため、ほぼ新物、獲れたてに準ずる品質を保っています。
つまり、今現在は「ロシア産 定置網漁 塩紅鮭」が紅鮭において最高品質だと言えます。