最近、出先でアイスクリームを食べようと考えて車載用冷凍庫を買いました。
商品の仕入れに行ったついでにアイスクリームを買って、その後銭湯に寄って風呂上がりに食べたかったのです。
冷凍庫はよく冷えましたが、車のエンジンを切ってしまうと、冷凍庫の電源も切れてしまいます。
これでは銭湯へ行った後でアイスクリームを食べる事ができません。
そこで、ポータブル電源を使用する事にしました。
日産がポータブル電源を発売しましたが、ものすごく高価でバッテリーも2枚しか入っていません。
そこで、リーフバッテリー3枚で低めの電圧の24vバッテリーを作成しました。
バッテリーは中古のリーフバッテリーを解体して取り出しています。
何回も使っていますが、満足の行くできだと思います。
出先でアイスや冷凍食品を気軽に買えるので、とても便利です。
他のお客様でインバータを使ってポンプを動かし、畑の水やりに使っている方もいます。
インバータを付ければ、出先でインパクトドライバーの充電や、電動工具も使えます。
アイデア次第でいろいろ使えます。

安い理由
一般的なリチウムバッテリーは電圧が高めですが、この構成なら、鉛バッテリーとほぼ同じ電圧です。
そのため、鉛バッテリー用の安価な充電器を流用する事ができます。

また、リーフから取り出した銅バーは長さがマチマチで数も足りませんから、銅の次に電気抵抗の少ないアルミで代用しました。
最近は太陽光発電の配線でアルミが使用される事も多いです。
この特製のアルミバーは、BMSの配線がやりやすく、圧着されてしっかり止まると言うのも利点です。

ご注意
他に出品している24vバッテリーをご購入後、他で充電器をお求めのお客様も時々いらっしゃいますが、リチウムバッテリー用の充電器は1万円ほどします。
持ち運び用の用途で使用される場合は、こちらの製品の方が安くつきます。
充電器の説明書には、リチウムバッテリーはダメと書いてありますが、このバッテリーは鉛と互換品が高い構成にしてありますし、BMSも付けてあるので問題ありません。

写真の冷凍庫は私の軽トラのルーフへの設置例です。
夏場の使用で20時間ほどマイナス19℃をキープしました。
炎天下の場合は時間が短くなると思うので、ご注意ください。
冷凍庫は付属しませんので、24vタイプの冷凍庫をお求めください。

充電器が終って持ち運びの際は、充電器のスイッチを切るようにお願いいたします。
充電器そのものが待機電力を食いますから、スイッチを入れたまま長期間放置するとバッテリー上がりをしてしまいます。

仮にバッテリー上がりを起こしてしまった場合は、充電器をリカバリーモードにしてしばらく充電してください。
復活したら、普通に充電をしてください。

長期間フタをしていた箱を開けると、少しリチウムの匂いがします。
リーフもその状態ですので問題ありません。

車の震度などで、冷凍庫のシガーソケットか抜ける事があります。
お出かけの際は、シガーソケットを差し込む時に一緒に厚紙などを挟み込んで、しっかり止まるようにしてください。

（2024年 4月 26日 10時 00分 追加）
2000ワットインバータなど、大電流を使いたいお客様が多いので、これから出荷分は、大電流用の端子台を付けた状態にします。
これで、キャンプでポットも使えます。
火を起こさずにコーヒーを入れられたら便利だと思います。