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■■『茶道誌』・・・■■
●●『なごみ』・・・●●
**”(2003年3月・通巻第279号)”**
■■『特集』・・・■■
●●「雛の節句によせて」・・・●●
―”愛らしき道具たち”―
**”(約・40頁) ”**
★三月三日は桃の節句・お雛祭りです。
春の訪れとともに・女子の成長を願うこの節句を・古
くから人々は愛着を持って祝い・その思いは美しい日
本の文化として伝えられています。
茶人たちも茶の湯に雛の趣向を取り入れてきました。
本特集は茶のある雛の節句を紹介します。
■■『小特集』・・・■■
●●京都老舗の・「雛の菓子」・・・●●
**”監修・文=鈴木宗康・(和菓子研究家)”**
**”8頁・(内・白黒3頁) ”**
●「貝尽くし」・・・●
◆亀廣保。
◆亀屋伊織。
●「雛だんす」・・・●
◆塩芳軒。
●「雛かご」・・・●
◆長久堂。
◆千本玉壽軒。
◆亀屋良長。
●「ひちぎり」・・・●
◆鶴屋吉信。
◆生風庵。
◆とらや。
●「京の茶の菓子」・・・●
**”文=鈴木宗康・(和菓子研究家)”**
●菓子に生きる都の文化。
●引千切は・「ひっちぎり」。
●菓子舗と気持ちよくつきあう。
■発行日=平成15年3月1日。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=18×25.5cm。
■定価=840円。
■状態=美品。
●表紙に・スレ・ヤケが有ります。
●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが
●大きなダメージは・無く
●全体は・良い状態に思います。
◆◆注意・・・◆◆
★発行日より・経年を経て下ります。
コンディションに係らず・古書で有る事を
充分に御理解の上・御入札下さい。
★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!
●全・128頁・・・!!
●特集の・「雛の節句によせて」・は・約・40頁!!
●小特集の・「京都老舗の・雛の菓子」・は・8頁・!
●蒐集・資料などの参考に・・・!!
●探されていた方は・この機会に・・・!!
●以下・詳細をご覧ください・・・!!
◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。
◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。
◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。
●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■■■『特集』・・・■■■
■■「雛の節句によせて」・・・■■
―”愛らしき道具たち”―
**”(約・40頁) ”**
★三月三日は桃の節句・お雛祭りです。
春の訪れとともに・女子の成長を願うこの節句を・古く
から人々は愛着を持って祝い・その思いは美しい日本の
文化として伝えられています。
茶人たちも茶の湯に雛の趣向を取り入れてきました。
本特集は茶のある雛の節句を紹介します。
●●「赤坂・水戸幸の雛祭り茶会」・・・●●
◆待合に当てられた広間には七澤屋製の雛人形を上段
に・かずかずの精巧な雛人形を飾る雛壇が目を奪う
ほどの華やかさです。
脇には江戸時代に描かれた見事な柳橋図屏風も格調
高く置かれています。
◆千宗旦が東福門院から拝領した貝合わせ。
雛祭りにふさわしい華やかな意匠です。
◆「桃家」・の墨蹟は・大徳寺の大宗宗彦の筆。
女子の誕生に寄せられためでたいもの。
◆十一代飛来一閑作の柳棗。
柳の意匠は雛祭りによく用いられます。
◆他・・・・・。
●「江戸・七澤屋の雛人形」・・・●
◆物語絵の屏風を背に・お内裏様とお雛様三人官女が
並びます。
芥子の実にたとえられるほど小さいお顔の雛人形は
高雅そのものです。
◆七澤屋好みと伝える・牡丹唐草蒔絵の衣桁・手鑑・
角盥やお歯黒のための耳盥などの化粧道具。
挟みの精巧さも見事な出来映えです。
◆雛壇いっぱいに飾られた雛道具。
お嫁入の婚礼道具の雛形だったという。
細工も見事な道具たちです。
◆蒔絵台子の銀製皆具の台子飾り。
染付茶碗の陶磁器や茶筅・茶杓も愛くるしい茶の湯
の道具です。
◆梅蒔絵の施された箪笥に仕組まれた茶道具。
染付のコバルトや織部などの釉薬の具合も本物と見
間違うほど。
右手前の焼き物炭斗には灰が入って下り・なにもか
もが実物そっくりに。
◆御所人形は禁裏を中心とした公家の間で愛玩されま
した。
多くは童子の日常の遊びをモチーフにした・ふっく
らした愛嬌ある人形たちです。
待合に並ぶ豊富さも見事です。
●「赤坂・水戸幸の雛祭り茶会・会記」・・・●
●●「姫君が愛した雛の茶道具」・・・●●
★江戸時代・公家・大名の姫君の婚礼では・華麗な調度と
ともに雛人形と雛道具を持参しました。
その雛道具は実物の婚礼道具の雛形・(ミニチュア)・
でした。
豪華な蒔絵や精巧な細工が施されたこれらの御道具は姫
君たちの華やかな日常をしのばせます。
公家・大名家ゆかりの各地美術館には雛人形や雛道具も
伝わっていますが・その中には必ず茶の湯の道具が加え
られています。
姫君の日常には茶の湯はたしなみのひとつだったのでし
ょう。
一橋徳川家・近衛家・尾張徳川家にはそれぞれ伝来した
姫君の雛の茶道具を紹介します。
ー”本物とみまごう華麗さ”ー
●●「一橋徳川家」-茨城県立歴史館蔵・・・●●
●「黒漆地竹唐草蒔絵雛道具・茶の湯道具一式」・・・●
◆棗・茶壷・蓋付御茶碗台などを付属する銀製のお道
具も古色を帯び・いっそうの格式の高さが感じられ
ます。
棗が二つあるのは濃茶用と薄茶用でしょうか。
◆天板には金蒔絵で三つ葉葵と裏菊の紋所が意匠され
ています。
姫君たちは嫁ぎ先と実家の両方の家紋を入れた婚礼
道具を持参しました。
◆同上の雛道具より・茶弁当。
旅をするときに茶だけを入れて持ち運ぶお道具です。
お茶を入れる棗と茶碗は蒔絵が施されています。
◆同上の雛道具より・茶台一対。
茶碗をのせる天目台と茶碗の蓋です。
天目台のほうづきのふくらみまで精巧なつくりです。
ー”茶の湯道具はすべて銀製”ー
●●「近衛家」-陽明文庫蔵・・・●●
★公家の中でも最も身分高い五摂家筆頭の近衛家。
平安時代以来の貴重な古典籍・美術品は京都洛北の陽明
文庫に所蔵されています。
近衛家に伝わるいつつかの雛の茶の湯道具はすべて銀製。
「文恭院殿云々」・と箱の貼り紙から江戸幕府十一代将
軍徳川家斉のころのものです。
◆御所人形・水引手腹掛童子。
童子姿の御所人形は御所や公家のなかで愛玩されま
した。
愛らしさのなかにも気品漂うお人形です。
◆四本柱の台子・仕付棚の付いた台子や長板などさま
ざまな棚に風炉釜・水指など茶の湯の道具が仕組ま
れています。
茶筅や茶杓・柄杓なども銀製で・雅びやかな雰囲気
で。
ー”愛らしい御茶道人形も”ー
●「尾張徳川家」-徳川美術館蔵・・・●
★御三家筆頭の尾張徳川家ゆかりの名古屋・徳川美術館に
伝わる雛道具のうち・もっとも華麗なのが菊折枝蒔絵雛
道具です。・略・・・・・。
◆梨子地菊折枝蒔絵台子と付属茶道具。
◆梨子地抱牡丹紋蒔絵雛道具の茶道具一式。
ー”「炭屋旅館」・堀部公允さんの”ー
●●「雛の茶会の道具たち」・・・●●
★折々に風趣ある茶事を行う京都の老舗旅館・炭谷の主
人堀部公允さん。
この季節・雛の趣向の茶会を催すことも多く・雛祭り
にまつわる道具類をご披露いただき・取り合わせのポ
イントをうかがいました。
◆柳橋図手あぶり。
◆染付桃絵汲み出し。
◆糸巻透煙草盆。
◆御深井焼・桃香合。
◆時代蒔絵行器・一燈好菱盆。
◆一重切花入・「紙雛」。
◆宗入作・黒筒茶碗・「エボシ」。
◆十一代一閑作・柳棗。
◆玄々斎作・茶杓・「霞眉」。
◆七代宗哲作・得認斎好塗曲水指。
◆栄螺蓋置。
◆浄久造・瓢釜。
◆八代宗哲作・花筏絵炉縁。
◆好斎作・淡々斎好・重扇・風炉先。
◆古染付丸三宝台蓋置。
◆雛鳥香合。
◆利休小棗・道安大棗。
◆他・・・・・。
●「お雛さんは旧暦で」・・・●
**”文-堀部公允”**
●「お雛さんは旧暦で」・・・●
●「道具を通して客に語りかける」・・・●
●「遊び心も・機知も忘れずに」・・・●
●「大きなのバランスも大切」・・・●
ー”小さくて可愛い”ー
●●「雛の茶会でつかいたい小物」・・・●●
◆帛紗雛。
◆赤緒茶筅。
◆一服柄杓。
◆色茶巾。
ー”「てっさい堂」・貴道昻さんの”ー
●●「雛の節句の床飾り」・・・●●
**”室礼・解説ー「てっさい堂」・貴道昻”**
**”花ー貴道裕子”**
★京都・古文前通で古書画を扱う・「てっさい堂」・の
御主人・貴道昻さんに・雛祭りにふさわしい掛物を紹
介していただきます。
お雛様を描いた掛物・また墨蹟の床飾りで・節句の祝
意をあらわします。
◆大田垣蓮月・「雛の絵画賛」。
・蓮月七十六才。
★「ことのに けふ咲く花ハ いく春の も丶悦
のはじめなるらん」。
◆富岡鉄斎。
◆酒井抱一。
◆森高雅。
◆中川一政・「百花繚乱」。。
◆清水公照。
★「桃は天下に燃えたつ花よ この娘の嫁きやれ
バ嫁ぐさきやよかろ 吉祥天のお嫁入り」。
◆大綱宗彦・「桃家」。
・前大徳八十四翁大綱書。
●●「再現・江戸時代の雛祭り料理」・・・●●
ー”信州須坂・田中本家に伝わる節句の祝い善”ー
●「須坂の雛祭り」・・・●
◆嘉永二年・(1849)・三月に行われた田中家
五代新十郎主水の初孫の初節句の料理。
**”ここより・白黒”**
●「豪商の館・田中本家博物館」・・・●
●「豪華な江戸時代の雛の料理」・・・●
●●「ふくさでお雛様をつくってみよう」・・・●●
★右が男雛・左が女雛です・帛紗の色を変えるとよいで
しょう。
●ふくさ雛・その1・(作り方10図)。
●ふくさ雛・その2・(作り方10図)。
●●「雛の節句あれこれ」・・・●●
●「雛祭りの起源」・・・●
●「雛人形」・・・●
●立ち雛。
●享保雛。
●芥子雛。
●次郎左衛門雛。
●有職雛。
●古今雛。
●「雛飾り」・・・●
●「雛の茶道具」・・・●
●●「雛人形に出会える全国の美術館・博物館」・・・●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
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No.213.002.002