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C03461 三代三浦竹泉 青磁袴腰香炉 火屋約97.8g:真作。
C3461 高さ:火屋あり11.7センチ 火屋無し9.4~9.7センチ 最大径:12.8センチ 口径(内寸):8.0~8.1センチ。
状態:良好。底に押印「竹泉」あり。火屋の袴部分に「純銀」の刻印あり、約97.8g。
作者略歴 京焼の陶工、三浦家の通名。初代竹泉(1854~1915)は、本名を渡邉政吉、のち駒次郎。「有声居」のち「篩月庵」と号す。13歳の時に3代高橋道八に師事。明治16年(1883)に独立し五条坂に開窯。西洋彩色を磁器に応用し、釉薬透明紋の製造に成功する。明治37年(1904)青華磁器に玉石珊瑚を挿入し、明治40年(1907)黄色原料を釉薬に用い淡黄陶に彫刻を応用するなど多くの新技法を工夫する。文人墨客と交わり、田能村直入に画を学ぶなど、みずからも書画に長じ、また明治36年(1903)清の朱海鹽の「陶説」を訳した「和漢対照陶説」を出版するなど、幅広く活躍した。二代竹泉(1882~1920)父の死後襲名したが39歳で早逝。三代竹泉(1900~1990)初代竹泉の三男。二代竹泉の末弟。幼名は三郎。号は篩月庵。二代竹泉早世とその子息幼少のため大正10年(1921)襲名。昭和6年(1931)に四代に家督を譲り、昭和9年(1934)別家し「竹軒」と号し製作を続ける。四代竹泉(1934~)二代竹泉の長男。昭和6年(1931)に四代襲名。主に煎抹茶器を製作。五代竹泉(1911~1976)四代竹泉の長男。本名は徹。昭和32年(1957)同志社大学文学部美学芸術学専攻卒。四代竹泉に師事、昭和47年(1972)襲名。京都伝統陶芸家協会会員。日本煎茶工芸展審査員。
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