第2次世界大戦時のドイツ空軍（Luftwaffe ルフトバッフェ）のフライトジャケット。左前のボタン留めです。革は厚手の上質なバッファローハイドと思われます（＝水牛かヨーロピアンバッファロー/バイソンのどちらかは不明。いずれにせよ素晴らしい革です。シボが美しいです）。色はブラック。裏地は身頃が淡い茶色のウールで袖がコットン＆化繊と思われます。ルフトバッフェは官製品は少なく、個人で購入＆誂えたものが多くバリエーションも豊富です。このジャケットは2010年位にドイツのコレクターから購入したものです。首元にタグを外した跡があります（＝当時、連合軍の空爆にあわない様に、所在地が知れるラベルは取り外されることが多かった様です。７枚目の写真参照）。当時、フランス等のモーターサイクルジャケットを参考に作られたものが多かった様ですが、やはり雰囲気が違い、フライトジャケットの感じが色濃く出ています。所有者の写真等、履歴が分かる書類はないため、１００％Luftwaffeの当時のフライトジャケットとの保証は出来ませんが、実物が発するオーラはありますし、唯一無二の存在感があります。今ではこの様なジャケットは製造出来ないでしょう。しっかり作られている＆革が厚いため、非常に重いです。背中等に革の表面の僅かな擦れで白っぽくなっている部分（＝最後の写真参照）＆右のポケット上部の縫い付けの糸が解けている（＝５枚目の写真参照）＆背中下部の左右に何かを縫い付けていた様な小さな部分（＝９枚目の写真参照）はありますが、この貴重なジャケットの魅力を損なうものではありません。革は全体的にしなやかで、時代を考慮すればかなり良い状態で、着用（＝私も２度程屋外で着用しています。ラグラン袖の様な作りなので動き易いです）も全く問題のないレベルだと思います。サイズはUS/UK４2、欧州52くらい。従い日本サイズの大きめのＬ/XL位です。私（＝175cm & 67kg。通常UK/US 40R、欧州50が丁度）で、下に厚手のセーターを着て丁度です。実寸で、裄丈：約８７ｃｍ、袖丈：（脇下から）約４４ｃｍ、身幅：（脇下～脇下）約５８ｃｍ、着丈（＝背面襟下から）約６３ｃｍです。貴重＆稀少なものなので。是非この機会に。なお落札された方から同じ状態で戻ってくる保証はないので、クレーム、返品等はお受けできませんので、予めご了解のうえでご検討ください。