昭和１９年３月３０日の日付のある、武野藤介 『 伝記小説 阿波の尊徳 』です。初版。本文２７６ページ。東京都 東声社刊。「 ユーモア文庫 」の１冊。 　本作のモデルは、今二宮尊徳と称された、岬吉之丞です。吉之丞は、明治１１年生。徳島市 上八万町出身。村・郡・県職員時代が長く（３９年間）、美馬郡長も務めています。勤倹質素を生涯実践した篤農家でした。昭和１４年没。 　武野藤介は艶笑小説が多いのですが、綿密な取材に基づく、本作のような伝記小説も手がけています。 　詳しい内容は写真欄をご覧願います。 　両表紙と背に経年の変色・汚れ・薄い小シミ・背の小破れ・裏見返しに古書店シールの貼付があります。本文中の保存状態は良好です。 　７９年前の本ということで、ご理解願います。 　サイズはタテ１８．１ｃｍ×ヨコ１２．６ｃｍ×厚さ１．２ｃｍ。 　スマートレター２１０円でお送りします。 　★保存状態の記述は、あくまで出品者の主観的な評価ですので、保存状態にきびしい方は、入札をご遠慮願います。