耀わん : 出口王仁三郎

1996年初版
出口王仁三郎 [作] ; 出口信一 監修；西村学 編纂
国書刊行会 刊
284p　　31cm　　ISBN：4336038589
 


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■コンディション

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　函入り。布装。定価：25,000円。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　函に薄いヤケ・軽いスレ・2ヶ所程に汚れがあります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また本体裁断面に斑点状の小シミ・天に1点微汚れがあります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本文や図版は特に問題はありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●目次
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・刊行にあたって / 出口信一
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・カラー図版 I・II
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・王任三郎の芸術 / 中村六郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・出口王任三郎略年譜 / 西村學
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・参考図版
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・座談会　耀わんご作陶の頃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・図版目録

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●出口 王仁三郎 (でぐち おにさぶろう, 明治4(1871))-昭和23(1948))
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新宗教「大本」の二大教祖の一人。改名前：上田 喜三郎。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　肩書きは「教主輔」、尊称は「聖師」。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう一人の教祖(開祖)は出口なお(直)で、王仁三郎はなおの五女・出口すみと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　結婚しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　祖母は『日本言霊学』で有名だった中村孝道の妹・上田宇能。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宗教家として活躍し、晩年には宗教・芸術一元論を提唱し、絵画・陶芸・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　短歌・映画などの芸術活動に勤しみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楽焼は後に「耀わん (ようわん)」と称され、現在もなおその美術的価値は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国内外で高く評価されています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　陶芸家・金重陶陽とも親交があり、芸術家・北大路魯山人にも評価されています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主著に『霊界物語』『霊の礎』『大本之道 (道の大本)』『愛善健康法』など。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大本関係の著書はほとんどが発禁となっており、戦後に再版・復刻などが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なされたものもあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●中村 六郎 (なかむら ろくろう、1914-2004)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　備前市生まれの陶芸家。愛称は「六さん」。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父親が金重陶陽らの作家たちと親しく、その影響で陶芸家を志し、師事。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北大路魯山人が陶陽宅に来訪時には、藤原啓、山本陶秀らと共に、その技術を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学び影響を受けたと言われています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朴訥で野性味あふれる作風で、観音土のねっとりとした土味に、窯変で
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現れる深い緋色は「中村家の緋色」と言われ、愛好家が多く、文豪・井伏鱒二も
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その一人です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■送料：全国一律880円
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