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VAN HALEN / DEFINITIVE HAMMERSMITH 1978 (プレス1CD)
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 1st June 1978 STEREO SBD
デビューから約4ヶ月、VAN HALEN初渡英を記録した超極上ステレオサウンドボード・アルバム。過去最高峰マスターを永久保存したプレスCDがセカンド・プレスで再入荷決定です!
そんな本作に刻まれているのは「1978年6月1日ロンドン公演」。そう、2年前に一世を風靡した大定番サウンドボードのアップグレード盤『DEFINITIVE HAMMERSMITH 1978』です。2年前……2018年は、VAN HALENコレクターにとって衝撃の1年でした。当店の独自ルートから70年代の超極上サウンドボード・マスターが次々と登場。初登場録音から定番のアップグレード盤まで、多彩な秘宝が大量に登場したのです。本作は、そんな傑作サウンドボード・シリーズの先鞭を切った1枚だったのです。そのあまりの素晴らしさに大人気のうちに完売・廃盤。この度、多大なリクエストにお応えしての再入荷となったのです。
人気の理由はもちろん衝撃のサウンド・クオリティにあるわけですが、まずはショウのポジション。地球を丸ごと揺るがせたデビュー・ツアーの全体像から振り返ってみましょう。
・1月27日+2月8日:ウォームアップ
《2月10日『炎の導火線』発売》
・2月18日-4月28日:北米#1(46公演)
・5月4日-12日:欧州#1(7公演)
・5月16日-6月10日:英国(20公演)←★ココ★
・6月17日-28日:日本(9公演)
・7月1日-9月30日:北米#2(54公演)
・10月9日-27日:欧州#2(13公演)
・11月3日-12月3日:北米#3(24公演)
《12月11日『伝説の爆撃機』制作開始》
これがVH革命を全世界に知らしめた1978年のワールドツアー。このツアーでは伝説の初来日も実現しているわけですが、本作のロンドン公演はその直前。「英国」ツアーの14公演目にあたるコンサートでした。この英国ツアーは「欧州#1」と連動したヨーロッパ巡業であり、VAN HALEN初の海外ツアーでもありました。この英国ツアーでは傑作サウンドボードが多く残されており、当店でも本作と『DEFINITIVE MANCHESTER 1978(Zodiac 298)』『DEFINITIVE IPSWICH 1978(Zodiac 299)』が三部作を成しています。良い機会ですので、三姉妹アルバムの関係も確認しておきましょう。
・5月16日-21日(5公演)
・5月22日『DEFINITIVE MANCHESTER 1978』
・5月23日-27日(4公演)
・5月28日『DEFINITIVE IPSWICH 1978』
・5月30日+31日(2公演)
・6月1日:ロンドン ←★本作★
・6月2日-10日(6公演)
前述の通り、このショウはサウンドボードが残され、オフィシャルではないにも関わらずロックの教科書ともなってきました。本作は、そんな伝説サウンドボードの最高峰を更新したわけです。そのクオリティは、まさに衝撃! ラストの「Bottoms Up!」が途中で終わってしまうのは既発とは同じものの、そのサウンドはまるで違う。元からオフィシャル級のド級サウンドボードだったわけですが、本作は1/4音ほどズレていたピッチが正確になってもいますが、それさえ些細に思えるほどのアップグレード。明らかにジェネレーションが若く、鳴りも瑞々しければ手応えも艶やかで、エッジもシャープ。既発にあった中音域の塊感がなく、全域がバランスも良く、スカッと抜けるよう。何よりも音の密度からして違う超強力サウンドなのです。
この新マスターの威力はすべてを塗り替えている。五臓六腑を揺るがすマイケル・アンソニーのベースはド迫力なだけでなくヴァイヴも繊細ですし、どこまでも伸びるダイヤモンド・デイヴのシャウトも超鮮明。スコン!と抜けるアレックス・ヴァン・ヘイレンのドラミングも1打1打が鮮やかなのです。しかし、それ以上に凄まじいのが、肝心要の革命ギター! 『炎の導火線』はエディの奏法・フレーズだけでなく強烈無比なギター・サウンドも革命的だったわけですが、本作はまさにそのステージ版。既発よりも遙かに抜けが良く、ディテールも繊細。それでいてパワー管をドライブさせた本来のサウンドが見事に脳みそを直撃してくるのです。
そんなサウンドで描かれるショウがまた凄い、凄すぎる。BLACK SABBATHの10周年ツアーの前座だったために初来日よりも短いのですが、前述した三部作の中でも本作だけのナンバーも美味しいここでは比較しながらセットを整理しておきましょう。
●炎の導火線(9曲)
・On Fire/I'm The One/Runnin' With The Devil/Atomic Punk/Little Dreamer/Feel Your Love Tonight/Ain't Talkin' 'Bout Love/Eruption/You Really Got Me
●伝説の爆撃機(2曲)
・D.O.A./Bottoms Up!(★)
※注:「★」印は『DEFINITIVE MANCHESTER 1978』『DEFINITIVE IPSWICH 1978』では聴けない曲。
……と、このようになっています。『炎の導火線』から「Jamie's Cryin」「Ice Cream Man」以外の全曲が演奏され、そこに各人のソロタイムが織り交ぜられる。そして、ラストは『伝説の爆撃機』の「D.O.A.」「Bottoms Up!」を繰り出す。この「Bottoms Up!」が姉妹2作では聴けず、極上3部作の中でも本作を一番人気に押し上げている最大要因なのです。
もちろん、セット以上なのが若きパフォーマンスそのもの。今から振り返ると新曲で終えるのも力業に思えますが、それがどうした!と言わんばかりの苛烈な演奏。そして何より、初めての英国をブン殴るようなロック感が豪快すぎる。サウンドボードだけに観客の熱狂はかなり遠いのですが、その小さな小さなヴォリュームでも異様に盛り上がっているのがよく分かる。このツアーではヘッドライナーのBLACK SABBATHを食ってしまった事が語り草になっていますが、これだけのショウなら誰がヘッドライナーでも敵う者はいない。いるわけがない。まさに革命児だけが放つエナジーが凝縮されたライヴアルバムなのです。
まさに本生版『炎の導火線』。伝説サウンドボードがアップグレード・マスターによって歴史的デビュー作の域にまで達してしまったのです。本作は「ファンには必聴必携」なんて生やさしいものじゃありません。音楽史の文化遺産であり、ロックそのものを象徴するライヴアルバムです。衝撃のサウンドボード3部作の中でも一番人気で完売してしまった伝説の超名場、ここに堂々の復刻です。
★「1978年6月1日ロンドン公演」の伝説サウンドボードのアップグレード。新発掘されたマスターで、そのサウンドはまさに衝撃。元からオフィシャル級だったわけですが、今回のマスターは明らかにジェネレーションが若く鳴りも瑞々しければ、エッジもシャープ。既発にあった中音域の塊感がなく、全域がバランスも良く、スカッと抜けるよう。特に凄まじいのがギター。『炎の導火線』はエディの奏法・フレーズだけでなく強烈無比なギター・サウンドも革命的だったわけですが、本作はまさにそのステージ版。パワー管をドライブさせた本来のサウンドが見事に脳みそを直撃してくる。そのサウンドで描かれるショウもまさに本生版『炎の導火線』。「Jamie's Cryin」「Ice Cream Man」以外の全曲が演奏され、そこに各人のソロや「D.O.A.」「Bottoms Up!」が織り交ぜられる。何よりも革命真っ最中のVAN HALENの若々しさが爆発する衝撃サウンドボードです。
(47:42)
1. Intro.
2. On Fire
3. I'm The One
4. Bass Solo
5. Runnin' With The Devil
6. Atomic Punk
7. Little Dreamer
8. Feel Your Love Tonight
9. Ain't Talkin' 'Bout Love
10. Eruption
11. You Really Got Me
12. D.O.A.
13. Bottoms Up!
David Lee Roth - Lead Vocals
Eddie Van Halen - Guitars, Vocals
Michael Anthony - Bass, Vocals
Alex Van Halen - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
tarantura empress valley mid