萩原恭男校注となる「芭蕉 おくのほそ道（付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄）」です。岩波文庫。状態は、ページ上部に経年のごく淡いやけがありますが、それ以外は非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です（※厚さ2cm以下の文庫本は、合計１㎏を超えない範囲で計4冊程度まで同梱可能です）。　

★内容：　人生を「旅」と観じ、自己の生活をそのまま芸術と化した「風狂」の姿。紀行文の形をとりながら芭蕉はこの一書に自らの俳諧の到達点を示そうとしたのであろう。美しく味わい深い文章、構成の巧み、磨き抜かれた芸術精神、それらが生み出した「幻術」の世界がここにはある。旅の実録『曾良旅日記』、秀れた古注釈書『奥細道菅菰抄』を併収。

★校注の萩原恭男は1934年、東京生まれ。国文学者。早稲田大学第一文学部卒業後、同大大学院文学研究科を経て、1976年より大東文化大学文学部教授。2004年定年、名誉教授。近世文学特に松尾芭蕉を専門とする。著書に『芭蕉句集の研究』、共編著に『資料日本文学史 近世篇』、『おくのほそ道の旅』、校注に『芭蕉連句集』、『芭蕉書簡集』、『芭蕉 おくのほそ道』など。

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